「ベストの11人なら負けちゃいない。CL出場権は獲得できる」
――それにしても、今シーズンのリバプールは出来過ぎと言えるほどに好調を維持している。10試合を残した現時点で、首位チェルシーと勝点4差の2位。優勝もあるよね?
「正直、なんとも言えないな。今シーズンのプレミアリーグは混戦だ。マンチェスター・シティ、チェルシー、そしてアーセナル。すべてのトップチームが思わぬところで勝点を取りこぼしてる。リバプールの場合、ホームで好調を維持している。これは絶対に続けていかなくちゃ。ガッファー(監督の俗名で、ここではブレンダン・ロジャース監督)が、「(ビッグチームを大型犬に例えて)我々はチワワだ」なんて話していたけど(笑)、毎試合集中力を保って戦っていかないと。フットボールの世界では、なにが起きても不思議じゃないからね」
――今シーズンのリバプールは、トップ4に入ってチャンピオンズ・リーグ(CL)の出場権を獲得するのが目標だった。このままいけば達成できそうだけど、ルイスにとってリバプールのユニホームを着てCLでプレーする、それにどんな意味がある?
「CLのノックアウトステージのファーストレグを自宅でテレビ観戦したんだけど、CLのあのテーマを聞いただけで、モチベーションが高まるよね。リバプールでCLの舞台に立ちたい。欧州のトップチームと対戦できる唯一の機会、世界最高峰の大会だ。是が非でも出場したい。俺だけじゃなくチームの全員がそう思ってる。来シーズンにCLの舞台に立つのが目標だ。ほかのトップチームと比較してスカッドは小さいけど、ベストの11人なら負けちゃいない。どこが相手でも対等に戦えることは証明してきたよね。でも、主力がひとりかふたり怪我しただけで、監督には悩みの種になる。チームに力はあるから、CLの出場権は獲得できると、そう信じてる」
――CLはナイトゲームで、夜のアンフィールドは特別な雰囲気を醸し出すよね。スティーブン・ジェラードとそんな話をしたことはある?
「スティービー(ジェラードの愛称)がすべて教えてくれたよ。一度でもアンフィールドでCLの試合に出場したら、それは絶対に忘れられない体験になるって。早く経験したい。その日が待ち遠しいよ。入団した時に言ったけど、リバプールでプレーするのが夢だったし、レッズの赤いシャツを身に着けてCLの舞台に立つのが夢だった。その目標は絶対に叶えたいし、叶えられるはずだ」
――試合終盤になるといつも足を引きずっている姿を見ても分かるとおり、ルイスはつねにDFに激しく削られてきた。それでもリバプールに移籍してから3シーズン経ったいまでも、負傷を理由に欠場したことは一度もないよね。どうして?
「フットボールが大好きだからさ。ロジャース監督に言っているんだ。どんな時でも試合に出たいってね。カップ戦だろうと、相手がどんなに格下だろうと、つねにプレーしたいんだ。打撲が酷くて危うい時もあったけど、これまで試合出場を続けられた。心身ともに強いほうだと思う」
――今シーズンのルイスを見て、ついに比較論が出てきたよね。クラブのレジェンド、ケニー・ダルグリッシュやジェラードと比較する声だ。彼らと同列に語られるその気分は?
「まだ全然そのレベルに達していないけどな。現役時代のケニーは信じられないほど素晴らしいプレーヤーだった。ビデオで何度も見たから知ってる。言わずと知れたナンバーワンの存在だ。スティービーは現チームのベストプレーヤー。いろんなタイトルを獲得している我らがキャプテンで、偉大なリーダーでもある。だけどロッカールームでは謙虚で、ほかの選手を気遣っている。この10年間を振り返っても、世界的なベストプレーヤーのひとり。それは間違いない。ケニーとスティービー以外にもリバプールはスペシャルなタレントを輩出してきた。いつか彼らと肩を並べられるようになりたいし、そのために全力を尽くす。偉大なクラブの歴史に名を刻めるようにね」
「正直、なんとも言えないな。今シーズンのプレミアリーグは混戦だ。マンチェスター・シティ、チェルシー、そしてアーセナル。すべてのトップチームが思わぬところで勝点を取りこぼしてる。リバプールの場合、ホームで好調を維持している。これは絶対に続けていかなくちゃ。ガッファー(監督の俗名で、ここではブレンダン・ロジャース監督)が、「(ビッグチームを大型犬に例えて)我々はチワワだ」なんて話していたけど(笑)、毎試合集中力を保って戦っていかないと。フットボールの世界では、なにが起きても不思議じゃないからね」
――今シーズンのリバプールは、トップ4に入ってチャンピオンズ・リーグ(CL)の出場権を獲得するのが目標だった。このままいけば達成できそうだけど、ルイスにとってリバプールのユニホームを着てCLでプレーする、それにどんな意味がある?
「CLのノックアウトステージのファーストレグを自宅でテレビ観戦したんだけど、CLのあのテーマを聞いただけで、モチベーションが高まるよね。リバプールでCLの舞台に立ちたい。欧州のトップチームと対戦できる唯一の機会、世界最高峰の大会だ。是が非でも出場したい。俺だけじゃなくチームの全員がそう思ってる。来シーズンにCLの舞台に立つのが目標だ。ほかのトップチームと比較してスカッドは小さいけど、ベストの11人なら負けちゃいない。どこが相手でも対等に戦えることは証明してきたよね。でも、主力がひとりかふたり怪我しただけで、監督には悩みの種になる。チームに力はあるから、CLの出場権は獲得できると、そう信じてる」
――CLはナイトゲームで、夜のアンフィールドは特別な雰囲気を醸し出すよね。スティーブン・ジェラードとそんな話をしたことはある?
「スティービー(ジェラードの愛称)がすべて教えてくれたよ。一度でもアンフィールドでCLの試合に出場したら、それは絶対に忘れられない体験になるって。早く経験したい。その日が待ち遠しいよ。入団した時に言ったけど、リバプールでプレーするのが夢だったし、レッズの赤いシャツを身に着けてCLの舞台に立つのが夢だった。その目標は絶対に叶えたいし、叶えられるはずだ」
――試合終盤になるといつも足を引きずっている姿を見ても分かるとおり、ルイスはつねにDFに激しく削られてきた。それでもリバプールに移籍してから3シーズン経ったいまでも、負傷を理由に欠場したことは一度もないよね。どうして?
「フットボールが大好きだからさ。ロジャース監督に言っているんだ。どんな時でも試合に出たいってね。カップ戦だろうと、相手がどんなに格下だろうと、つねにプレーしたいんだ。打撲が酷くて危うい時もあったけど、これまで試合出場を続けられた。心身ともに強いほうだと思う」
――今シーズンのルイスを見て、ついに比較論が出てきたよね。クラブのレジェンド、ケニー・ダルグリッシュやジェラードと比較する声だ。彼らと同列に語られるその気分は?
「まだ全然そのレベルに達していないけどな。現役時代のケニーは信じられないほど素晴らしいプレーヤーだった。ビデオで何度も見たから知ってる。言わずと知れたナンバーワンの存在だ。スティービーは現チームのベストプレーヤー。いろんなタイトルを獲得している我らがキャプテンで、偉大なリーダーでもある。だけどロッカールームでは謙虚で、ほかの選手を気遣っている。この10年間を振り返っても、世界的なベストプレーヤーのひとり。それは間違いない。ケニーとスティービー以外にもリバプールはスペシャルなタレントを輩出してきた。いつか彼らと肩を並べられるようになりたいし、そのために全力を尽くす。偉大なクラブの歴史に名を刻めるようにね」