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30時間のフライトを経てブラジルから群馬に到着…横浜FCユースの斉藤光毅が疲労困憊でもピッチに立てたワケ

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2018年12月25日

同い年の久保建英と斉藤光毅に通ずるのはサッカーへの熱き想い!

チームの3点目を奪い、喜びを爆発させた斉藤。チームメイトが一気に駆け寄り、手荒い祝福を受けていた。(C)SOCCER DIGEST

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 とはいえ、2日前にブラジルU-19代表戦で60分間ピッチに立っている。体力の消耗は激しく、ましてや合計30時間のフライトの後だ。そうした状況で「身体が重くて、息が切れた」のは無理もない。それでも斉藤が82分までピッチに立って結果を残せたのは、ひとえに“サッカーをしたい”という想いがあったからだ。
 
「自チームですし、プリンスリーグに上がるのは最低限のことなので、そこは絶対に上がらないといけないなと。そこはユースの目標でもあったので、絶対に出たいと思っていた」
 
 斉藤と同年代のライバル、久保建英も同じように純粋なサッカー小僧だ。昨年10月に行なわれた札幌ユースとのJユースカップ・2回戦。インドで開催されたU-17ワールドカップから戻ってきたばかりの久保は、試合に出る気満々だったのだが、コンディションを考慮されてベンチ外となった。その状況に想いが先行し、久保はハーフタイムに監督よりも先にチームメイトへ指示を出したのだ。

 サッカーに対する飢えや心の底からサッカーが好きという気持ちは、斉藤も久保に負けずとも劣らない。そうした想いで技を磨いてきたからこそ、夏にトップへ昇格し、飛び級でU-19にも選出されたのだろう。

 斉藤が示した気概は上に行く選手の絶対条件。そのうえで結果まで出したのだから、恐れ入る。来季、トップチームでどんな活躍を見せるのか、17歳のポテンシャルは計り知れない。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部) 
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