本当の意味でレアルに追いつくためには…
今回のクラブワールドカップを見て改めて思ったのは、やっぱり個の能力の差はまだまだ世界と日本、あるいはアジアでは大きな差があるということ。組織的に戦っても、やはり最終的にはゴール前での重要な局面では精度の差、パワーの差というものが明らかになる。
もちろん、それは致し方ない面もある。レアルの年間予算と鹿島のそれを比べたら、雲泥の差があるのだから。キャスティングにも大きな違いが出てくるのは当然だよ。単純にチーム力の違いというよりは、マーケットの違いが結果に表われている。
もちろん、それは致し方ない面もある。レアルの年間予算と鹿島のそれを比べたら、雲泥の差があるのだから。キャスティングにも大きな違いが出てくるのは当然だよ。単純にチーム力の違いというよりは、マーケットの違いが結果に表われている。
実際、“準決勝”と謳いながら、こういうミスマッチな組み合わせが生まれる大会であることは否めない。ただし、日本のクラブチームにしてみれば、こういう機会があるのは幸せなことだろう。代表はたまにウルグアイのような強いチームとやることもあるけど、クラブレベルではほとんどないからね。
欧州や南米は、強豪クラブ同士が1年中削り合ってお互いにレベルを高めている世界。日本もアジアも、もっとそうした空気を日常的に感じる機会を増やすべく、マーケットを拡大する努力をしなければ、本当の意味で追いつくことはできないだろうね。
欧州や南米は、強豪クラブ同士が1年中削り合ってお互いにレベルを高めている世界。日本もアジアも、もっとそうした空気を日常的に感じる機会を増やすべく、マーケットを拡大する努力をしなければ、本当の意味で追いつくことはできないだろうね。