「鹿島アントラーズに所属するふたりの韓国人選手が欧州最強レアル・マドリーと対戦した」と切り出した記事は、「カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、トニ・クロース、ルカ・モドリッチなどの積極的なシュートは、クォン・スンテのセーブによって防がれた」「チョン・スンヒョンは前半序盤、ベイルの突破をタックルで阻止するなど、世界最高水準の選手を相手に印象的な守備力を見せた」と評価。しかし、「韓国人選手ふたりの呼吸が合わず、失点してしまった53分のシーンは残念だった」として、こう締めくくっている。
 
「鹿島は全体的にレアルに比べて、守勢に追い込まれる場面が多かった。ポジションの特性上、クォン・スンテとチョン・スンヒョンが苦労した試合だった。ふたりは孤軍奮闘したが、結果は物足りないものだった」
 
　韓国メディアも関心を寄せた鹿島対レアル・マドリー。2016年大会決勝の雪辱を晴らすことはできなかったが、南米王者リーベル・プレートと対戦する22日の３位決定戦でも、鹿島の戦いには韓国から関心が寄せられそうだ。
 
文●李仁守（ピッチコミュニケーションズ）
 
参照元：『スポーツソウル』
鹿島のクォン・スンテとチョン・スンヒョンが孤軍奮闘も…レアルに屈す