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【橋本英郎】アジアカップ制覇への肝は「ボランチ」。絶対軸・柴崎とコンビを組むべき適任者は…

カテゴリ:日本代表

橋本英郎

2018年12月14日

最大の看板である三銃士を光り輝かせるために

森保ジャパンの攻撃陣をリードする南野(9番)、中島(10番)、そして堂安(21番)の若き三銃士。アジアカップでも実力をいかんなく発揮できるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 MFは最後にして、FWから先に行きましょう。

 北川航也選手の選出には少し驚きがありましたが、こちらもやはりキーワードの「成長」を感じさせるタレントだからこそ選出されたのでしょう。まだまだ荒削りですが、これからギラギラした部分がもっとどんどん出てくるはず。そのなかで、歴代の代表選手を見渡しても稀有な万能型ポストプレーヤー、大迫勇也選手と一緒にトレーニングできる絶好機を逃がす手はありません。

 同様に浅野拓磨選手のメンバー入りも個人的には驚きましたが、森保監督はサンフレッチェ広島時代から一緒にやっていますし、会見での説明を聞いても、状態さえ確認できれば使い方が分かっているぶん、メンバーに入れやすかったのでしょう。加えて彼にはポストプレーヤーとしての役割とは違う、裏に抜ける動きを期待しての、攻撃のレパートリーを増やしてもらうための選出だと捉えました。

 
 最後にMFです。前の3人──堂安律選手、中島翔哉選手、南野拓実選手──は三銃士と言えるほどすごく良い関係性でプレーしています。このトリオをしっかり後方で支えているのが、ほかでもない2ボランチ。こちらに注目してみます。

 僕と同じメーカーのシューズを履いているのが柴崎岳選手です。何度かこちらのコラムで取り上げさせていただいているように、いまや代表に欠かせない中心選手となりました。先日スカパー!の番組内でも質問に答えましたが、ヘタフェで出場機会に恵まれず、試合勘に不安を抱えているなかでも選出されたのは、やはり信頼度の高さ、中心軸だからだと思います。

 そのことを本人も理解しているので、練習のなかでも意識高くこなしているはずです。目標、目的があればトレーニングにも力が入るもの。試合に出られなくても出られる環境、場所があることは、彼にとって非常に大事なのです。

 本田圭佑選手や香川真司選手も、所属クラブで試合に出られない時期がありましたが、代表に招集されることでモチベーションを保っていたのだと思います。柴崎選手も同様でしょう。アジアカップ後には普段から安心して高みを目ざせるよう、環境に変化が生まれることを期待したいですね。
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