富山一では農協のバックアップで…
同じように、今年から練習後の補食に取り組み始めたのは富山県予選を制覇した富山一だ。富山一の場合は、プレミアリーグ復帰を機に、地元のJA富山中央会がチームスポンサーとなり、選手ひとりあたり1日1合のお米を部員約150人分提供してくれることになった。
お米は管理栄養士の資格を持つ神戸女子大の坂元美子准教授監修のレシピの下、アスリートの食事サポートを行なう地元企業が調理し、毎日夕方になると学校に届けられる。米代以外の材料費と調理費で済むため一食200円という低コストながら、豚レバー入りのポークカレーやあさりの炊き込みご飯など美味しそうなメニューが並ぶ。
若者の米の消費量が減っているため、高校生のうちから米を食べる習慣がつくのはJAにとってもプラスで、大塚一朗監督が、「これからは学校、地域、民間で子どもを育てる時代になると思う」と話すようにこうした取り組みは今後、食育のスタンダードになっていく可能性はあるだろう。これからの時代、高校サッカーで勝つために重要な鍵は、”食”かもしれない。
取材・文●森田将義(フリーライター)
お米は管理栄養士の資格を持つ神戸女子大の坂元美子准教授監修のレシピの下、アスリートの食事サポートを行なう地元企業が調理し、毎日夕方になると学校に届けられる。米代以外の材料費と調理費で済むため一食200円という低コストながら、豚レバー入りのポークカレーやあさりの炊き込みご飯など美味しそうなメニューが並ぶ。
若者の米の消費量が減っているため、高校生のうちから米を食べる習慣がつくのはJAにとってもプラスで、大塚一朗監督が、「これからは学校、地域、民間で子どもを育てる時代になると思う」と話すようにこうした取り組みは今後、食育のスタンダードになっていく可能性はあるだろう。これからの時代、高校サッカーで勝つために重要な鍵は、”食”かもしれない。
取材・文●森田将義(フリーライター)