守備重視の戦術からラインを高く保って善戦したINAC神戸。皇后杯でリベンジなるか
2位を確定させているのも、ここ数年、日テレとともに、なでしこリーグをけん引してきたINAC神戸レオネッサだった。こちらも、体制変更があったが、鈴木俊新監督のもと、中島依美、岩渕真奈らタレントの特徴をチームに落とし込み、乗り切った。
リーグカップ決勝では、守備重視の戦術で惜敗。
「引いた状態でのやられ方を学べたので、今度は最終ラインを高く保って、相手をゴールから遠ざけてサッカーをしようとした」(鈴木監督)。約5,000人の観客を前に、日テレの優勝を足踏みさせるなど、最後まで意地を見せた。
リーグカップ決勝では、守備重視の戦術で惜敗。
「引いた状態でのやられ方を学べたので、今度は最終ラインを高く保って、相手をゴールから遠ざけてサッカーをしようとした」(鈴木監督)。約5,000人の観客を前に、日テレの優勝を足踏みさせるなど、最後まで意地を見せた。
「リーグカップでは『引いて守ろう』という形だったので、比較にはならないかもしれませんが、個人的には、今日(16節)のやり方のほうがいいと思うし、結果も(敗戦から)引き分けということで価値があると思います」(岩渕)と、選手も自信を深めている。皇后杯では、ここ10大会で6回優勝と日テレ(4回)以上の成績を収めており、来季と言わず、今冬にも逆転してみせたい。