自ら「何もできなかった」と振り返った2014年のブラジルＷ杯を経て、大柄で屈強なCBがウジャウジャといるドイツのブンデスリーガで研鑽を積み、今年のロシアＷ杯ではゴディンと同じくワールドクラスのCBであるカリドゥ・クリバリ（セネガル）やヴァンサン・コンパニ（ベルギー）と互角のデュエル勝負を演じていた。一回りも二回りも逞しくなった大迫は試合後、ポストプレーと若手たちについてこんな見解を示した。
 
「（ポストプレーは）Ｗ杯で手応えはあったし、そこからの展開を大事にしたい。周りは縦に行く選手が多いので、僕のところでしっかり落ち着かせないとチームとして苦しくなる。でも、まだまだですね。４－２になってからの試合の運び方が良くなかったし、そのへんは若い選手たちを僕らがコントロールしなきゃないけない。でもまあ、今は若い選手たちにはガンガンいってもらうのが一番だと思うんで、そのへんは経験ある選手たちがフォローできればいいかなと思います」
 
　森保一新監督の下、大胆な世代交代を推進しようとしている日本代表だが、この28歳のCFはやはり欠かせないキーマンとなりそうだ。
 
取材・文：白鳥大知（ワールドサッカーダイジェスト編集部）

【日本代表PHOTO】日本 ４-３ ウルグアイ｜南野が２ゴールの活躍！ 強豪相手に４発で森保ジャパン３連勝

【日本代表PHOTO】ウルグアイ戦を彩った「美女サポーター」

【大迫勇也PHOTO】前線の起点となった大迫。森保ジャパン初ゴール！！