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あのゴディンと互角! 大迫勇也の“半端ないポストプレー”に南野拓実も「めっちゃ収めてくれた」と感嘆

カテゴリ:日本代表

白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

2018年10月17日

「ゴディンでも全然競り負けない」と南野。

世界屈指のCBであるゴディンと互角のデュエル勝負を演じた大迫。写真:サッカーダイジェスト写真部

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[キリンチャレンジカップ2018]日本 4-3 ウルグアイ/10月16日/埼スタ
 
 中島翔哉、堂安律、南野拓実という若き「新ビッグ3候補」が結果とインパクトを残したウルグアイ戦にあって、同様に大きな存在感を放ったのが、攻撃陣では唯一のロシアW杯組だったCFの大迫勇也だ。
 
 36分には中島のミドルシュートを相手GKが弾いたこぼれ球を、右足ボレーで叩き込んでチーム2点目を挙げた。
 
 そのゴールか同等、いやそれ以上の価値があると言っても過言ではなかったのが、ポストプレーの強さであり確度だ。主にマッチアップしたCBは主将も務めるディエゴ・ゴディン。すでに32歳ながら欧州でも屈指の堅守を誇るアトレティコ・マドリーのディフェンスリーダーであり、その狡猾かつ激しいマーキングは世界中の名立たるCFたちを苦しめてきた。
 
 実際、試合序盤は187センチ・80キロと大柄なゴディンに182センチ・71キロと体格で劣る大迫は、何度か文字通り身体ごと弾き飛ばされた。しかし、それで終わらないのが“半端ない男”の真骨頂。さらに腰を落としたり手を上手く入れたりして踏ん張るだけではなく、先に身体を当てて相手の体勢を崩す頭脳的な動きを見せ、ボールを収められるようになっていったのだ。
 
 もちろん、相手が相手だけにすべてのデュエルに勝てたわけではない。とりわけサイズの問題もあり、やはり単純なエアバトルはやや劣勢だった。とはいえ、足下に入ったボールでは何度かファウルを奪うなどかなりの場面で有利に立っており、総合的に見て少なくとも互角の勝負はできていただろう。
 
 最前線のCFにボールが収まれば、チームの攻撃にタメとバリエーションが生まれるのは言うまでもない。しかも今の日本代表の2列目は、中島、堂安、南野とアジリティーとテクニックに特長があり、前を向いて仕掛けてこそ持ち味が活きるタイプが揃うだけに、大迫のポストプレーはまさに生命線だ。実際、南野も先輩のパフォーマンスを試合後にこう絶賛した。
 
「サコくん(大迫)はやっぱり、ゴディンもそうだし、もうひとりのCB(193センチのセバスティアン・コアテス)も大きい相手でしたけど、全然競り負けることなく、しっかりめっちゃ収めてくれていた。チームが苦しい時にボールを収めてくれるところを含めて、チームを助けてくれていたというか。僕が守備に戻れない時でも、代わりに戻って助けてくれていたんですよ。本当に味方として頼もしい。僕よりもチームを助けていたし、そこはもっと見習うべきところだなと感じました」
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