【柏】193㌢のケニア人FWは空中戦が弱い!? 好調の新戦力・オルンガの真価と可能性

カテゴリ:Jリーグ

鈴木潤

2018年09月23日

オルンガのストロングポイントを活かすためには…

オルンガは193㌢のサイズを誇るが、競り合いでは手を焼く場面もあった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 25節の横浜戦(●1-3)では、強靭なチアゴ・マルチンスをがっしりと背負いながらボールをキープし、鋭い反転からゴール前への折り返しで瀬川の得点をアシストした。193㌢・85㌔という体格、背負った時の強さに疑いの余地はない。
 
 鳥栖戦のハーフタイム、加藤望監督が「オルンガにボールが入ったら周りはすぐにサポートに行こう」と指示を出したのも、前述の大谷の説明どおり、誰かがオルンガにパスを入れ、そこで収めさせてゴール前へ侵入していくという狙いがあってのものだ。
 
 鳥栖戦では得点にならなかったものの、後半は大谷や江坂任がオルンガに入れた後にパス&ゴーの動きでボックス内へ入っていくプレーが何度か見られた。大谷は「イメージが共有されれば、それに対してひとり、ふたりだけじゃなくて、もっと多くの選手が絡める攻撃や、ミカ自身が違う選択肢を持てると思う」とオルンガを活かした今後への可能性に期待を膨らませる。
 
 まだチーム全体がオルンガのストロングポイントや特徴を把握しきれていないため、彼の生かし方を模索している印象を受ける。ただ、オルンガ自身が「我々は前線に新たなオプションを得た」と語ったとおり、これまでは伊東純也のドリブル突破やクリスティアーノのダイナミックなプレーに委ねられることの多かった柏の攻撃に、違ったアクセントをもたらす形が、わずかにではあるが姿を現わした。
 
 トレーニングを通じてイメージを共有させ、193㌢のケニア人FWを活かした新たな攻撃の形を具現化できるか。それが残り7試合に向け、柏が残留するためのキーポイントのひとつになりそうだ。
 
取材・文●鈴木 潤(フリージャーナリスト)
 
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