献身性がウリとは言わせない!ゴールの味を思い出した武藤雄樹が”赤い悪魔”を牽引する

カテゴリ:Jリーグ

飯尾篤史

2018年09月19日

ゴールこそ自身の存在証明

【警告】横浜=ドゥシャン(25分)、天野(35分)、シノヅカ(40分)、大津(49分) 浦和=青木(33分)、マウリシオ(90+1分)
【退場】横浜=なし 浦和=なし
【MAN OF THE MATCH】武藤雄樹(浦和)

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「仙台から来た時、たぶん誰も僕には期待してなかったと思うんです。だから正直、今に見てろよ、と思っていました」
 
 つまり、武藤にとってゴールとは自身の存在証明なのだ。だからこそ、今季を迎える前、「あいつはすごく走るし、チームのために戦うけど、ゴールも取るよね、っていう選手になりたい」と、改めて誓っていた。
 
 暗いトンネルからようやく抜け出したストライカーに試合後、至福の瞬間が訪れた。ゴール裏に駆け寄ると、真っ赤に染まったスタンドから「アレー、フォルツァ武藤、武藤雄樹、アレー!」のチャントが浴びせられたのだ。
 
「選手冥利に尽きますね。結果が出ない時にも皆さんには支えてもらった。今日はひとつ笑顔にできたと思うので、これに満足することなく次の試合も頑張りたい」
 
 もう献身性がウリとは言わせない。ハードワークも、チャンスメイクも、すべてはゴールを奪ってこそ。ゴールの味を思い出したセカンドストライカーが残り9試合、赤い悪魔を牽引していく。
 
取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)
 
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