チームとして鈴木のリーダーシップやパーソナリティを活かせるか
2−3で清水に敗れた柏は、降格圏内の16位に順位を落とした。90分間の戦いの中で感じた不振の原因を鈴木が語る。
「準備していた戦い方ができなかった時に、じゃあどうするのかというのは全体で修正していかなければいけない。チームのやり方は定まっているけど、それがはまらなかった時のオプションを2つ、3つ、持てればいい」
これは清水戦のみならず、前節の横浜戦など、柏の試合で何度も見られる大きな問題点だ。ベンチからの修正の指示が選手に思うように伝わらないため、選手たち自身がピッチ内で戦い方を変えていかなければならない非常事態に追い込まれている。
「準備していた戦い方ができなかった時に、じゃあどうするのかというのは全体で修正していかなければいけない。チームのやり方は定まっているけど、それがはまらなかった時のオプションを2つ、3つ、持てればいい」
これは清水戦のみならず、前節の横浜戦など、柏の試合で何度も見られる大きな問題点だ。ベンチからの修正の指示が選手に思うように伝わらないため、選手たち自身がピッチ内で戦い方を変えていかなければならない非常事態に追い込まれている。
鈴木はピッチ内でそれを示せるリーダーシップとパーソナリティを持った選手だ。試合を重ねるごとにコンディションは向上し、試合勘も研ぎ澄まされていく。各選手の特徴も理解していくだろう。
ただし、鈴木一人の力で状況を変えるということではない。むしろ問われるのは、チーム全体が鈴木の発揮するリーダーシップとパーソナリティを活かし、それを浮上のきっかけにできるかにある。
取材・文●鈴木 潤(フリージャーナリスト)
ただし、鈴木一人の力で状況を変えるということではない。むしろ問われるのは、チーム全体が鈴木の発揮するリーダーシップとパーソナリティを活かし、それを浮上のきっかけにできるかにある。
取材・文●鈴木 潤(フリージャーナリスト)