【鈴木大輔×岩政大樹#3】ミスが敗北に直結するCBが、日本代表や優勝争いの重圧に打ち勝つ方法とは?

カテゴリ:海外日本人

岩政大樹

2017年08月23日

岩政氏は「演技」でプレッシャーを撥ね退けた。では、鈴木は?

鈴木が試合前の準備について先発に尋ねると……。(C)NASTIC

画像を見る

鈴木 自分は今27歳なんですが、岩政さんは27歳の時にどんなことをしていましたか?
 
岩政 鹿島でJリーグ2連覇を達成したあたりですね。その頃は、ただただ必死でした。というか、3連覇中はずっと必死だった気がします。
 私は鹿島に加入した最初の3年間でひとつもタイトルが取れませんでした。私の前に秋田豊さんがいただけに、鹿島を優勝させられないセンターバックは「まずいだろ」と。ここで優勝させられないなら、鹿島にいてはいけないなと思っていました。
 そうしたなかで、4年目のリーグ戦で優勝できた。ようやく「やっとここにいられる。サッカー界で生きていける」と思いました。
 
鈴木 そこから岩政さんはリーグ3連覇を達成し、他にも多くのタイトルを獲得していますよね。勝ち続けられる秘訣ってなんですか?
 
岩政 ブレずにやり続けることですかね。あとは、相手に「勝負強い」と思わせるのも大事です。鹿島の選手たちは、リーグ戦最後の数試合で競っていれば「優勝する」と信じているし、周りは「鹿島と競るのは嫌だ」と思っている。心理的に優位に立てるのは大きいですよ。
 
鈴木 試合前にどんな準備をしていました? 鹿島で優勝争いをした時も、日本代表でもプレッシャーを感じたと思いますが。
 
岩政 プレッシャーからは逃げられないので、正面から向き合っていました。鹿島や代表の時だけでなく、去年の岡山でも試合前日に全然寝られないことがありましたよ。
 
鈴木 試合直前は?
 
岩政 外にはあまり見せないようにしていました。もともと楽観的になれない人間だから、いろんなことが不安でしかない。そこはずっと克服できずに来て、最終的には”演技”でカバーしていました。
 
鈴木 演技ですか?
 
岩政 自信がある自分を演じて、胸を張って試合に入っていました。つまり、メンタルの問題には、フィジカル面からのアプローチが効果的だと思います。演じているうちに、それにつられてメンタルも上がってきます。まあとにかく一番大事なのは、試行錯誤しながらしっかり準備して「やり切った」と思って挑むことですね。

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 永久保存版
    9月7日発売
    内田篤人
    引退特集号
    14年半のプロキャリアを
    完全プレーバック!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    10月16日発売
    今年も決定版が完成!
    2020-21
    EUROPE SOCCER TODAY
    シーズン開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 10月22日号
    10月8日発売
    J1&J2&J3
    ネクストブレイク
    BEST 100
    必見の若手有望株を一挙公開!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    10月15日発売
    海外番記者の
    こだわりランク大公開!
    クラブ別で見る
    最強ストライカー番付
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ