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市立船橋と流経大柏がプレミアリーグEASTで激突!今季2度目のライバル対決を制したのは?

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2018年09月02日

流経大柏の本田裕一郎監督が明かす勝因は?

市立船橋は井上(青・中央)を中心に攻め立てが、決定機を作り出せなかった。(C)SOCCER DIGEST

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 すると、最終盤の81分だ。流経大柏は熊澤のサイドチェンジから右サイドを打開すると、最後は途中出場の木村聖(2年)がネットを揺らしてついに先制点を奪った。

 これで勢いづいた流経大柏は直後の84分にも相手のミスを突き、オウンゴールで加点して2-0でライバル対決を制した。
 
 試合後、流経大柏の本田裕一郎監督は試合を振り返り、新戦力の台頭が勝利につながったとした。

「夏を過ぎると、下級生が出てくる。松原颯汰は最初から肝が据わっている。2年生ボランチの羽坂豪も良かったね。身体能力がある。いつも動きが遅いんだけどね(笑)」と古参の将が話したように、スタメン出場した松原、三好麟大、清宮優希や2年生の羽坂や八木滉史が存在感を発揮。とりわけ、ゴールマウスを守った松原は1年生らしからぬ立ち振る舞いで、上々のパフォーマンスを見せた。
 
 ただ、その活躍は3年生のバックアップがあったからでもある。
 
「1年生は伸び伸びとやれる環境を作りたい。試合に出るだけでプレッシャーがある。自分も1年生から試合に出ているので気持ちが分かる。自分たちがいろんなことを言ってしまうとよくない。そうすると、思考回路が止まってしまう。なので、ミスをしても良い時でも声を掛けることを意識した」(関川)
 
 主将の関川が言うように、後輩たちの力を発揮できる環境を作ったことが今日の勝利に繋がった。チームは夏を越え、着実に力を付けたのは確かだ。
 
 一方、市立船橋は攻守に課題を残した。前半こそ試合の主導権を握ったが、後半は井上怜(3年)などを中心とした攻撃陣が沈黙。守備陣も終盤に集中力を切らし、イージーなミスから2点目を奪われた。選手権までに改善すべきポイントだろう。
 
 両者が次に顔を合わせるのは、順当に行けば県決勝。取りこぼすことなく、勝ち上がってこれるのか。千葉を代表する強豪校は大舞台に向け、それぞれ手応えと課題を持って準備を進めていく。
 
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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