いよいよ完全復活の時か。シャドーで輝く清武弘嗣のプレーは要注目だ

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年09月02日

指揮官もその能力を称賛

チームの勝利を杉本らと喜ぶ清武。順位は5位に浮上した。写真:山﨑賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 試合は12分に浦和に先制されたものの、29分にFKの流れからオスマル、53分にソウザが強烈なミドルを決めてC大阪が2-1で逆転勝ちを収めた。チームを引っ張った清武に対してはユン・ジョンファン監督も賛辞を送る。
 
「試合の運び方、リーダーシップ、技術そしてメンタル的にもすごく強い選手だと思います。チームのなかで非常に大きな存在です。(浦和戦は)キャプテンマークを巻いて試合に出ましたが、チームを引っ張る姿、アクシデントで出られなかった選手のためにとの姿を見せました。同僚に対する愛が深い選手です」
 試合後、清武の表情も明るかった。
 
「コンディションは徐々に良くなっていますし、パフォーマンス的にも毎試合ムラなくやれていると感じます。今は凄くサッカーが楽しいですし、今日はなおさらチームが勝って良かったです」
 
 ふと考えてみると、日本代表の新指揮官である森保一監督が愛用するシステムは、この日のC大阪と同じ3-4-2-1だ。

 今後も清武がシャドーとして輝けるのであれば……。「全然、そういうことを考えていないので、今はとりあえず怪我をせずに集中してやっていきたいです」と本人が語るように、代表復帰の話題を出すのはまだ早いのかもしれない。ただし、昨季のC大阪復帰後、負傷に泣かされてきた彼のプレーを今、注目すべきなのは間違いない。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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