新たな“風間チルドレン”の誕生!指揮官も絶賛する相馬勇紀の勢いが止まらない!!

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年08月27日

風間監督も高い評価を口にする

果敢なドリブルとスピードが武器の相馬。ジョーカーとしての立ち位置を確立しつつある。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 目覚ましい活躍を見せる相馬について、浦和戦後に風間八宏監督に話を訊いた。すると高い評価を口にした。
 
「ここ(名古屋)でトレーニングを始めてからいろんなことを覚えてきている。それによって彼の特長であるスピードが活きるようになった。スピードとはなにかというとただ相手と競争をするのではなくて、相手の逆を取る動きもそう。またボールをしっかり止める良さも出てきている。
 
 それに彼はシュートやラストパスが好きな選手で、そういうところがないと今日(浦和戦)のようなチャンスは作れない。そのなかでどんどん良くなっている。今日は(投入する前に)『とにかくチャンスになれよ』と伝えたけど、彼は守備でもどこに戻るかよく分かっているし、1対1も強い。だからキャリアはそんなにないが、接戦のなかでも安心して出せる選手になっている」
 
 この指揮官の声を相馬に伝えると、照れ臭そうに、しかし「今日は2アシストと結果は残せましたが、満足はしていないです。まだ得点がないですし、守備でも足りないところがあるので、そこは高めたいです」と改めて表情を引き締めた。
 
 武器はスピードとクロス精度で、165センチ・66キロと小柄ながら筋肉質で、簡単には当たり負けしない強さも持ち味だという。さらに浦和戦の終盤には「球速があれば入っていたと思います」と、GK西川周作を脅かすFKも披露し、飛び道具も備えていることを示した。
 
「相手の考えの逆、騙すプレーは好きなんです」と、笑うニュースターは「止めて蹴る部分やFKは直接指導してもらい、勉強しています」と風間監督の下で急成長している。豊富なタレントを揃える名古屋の前線でも、今後、さらに存在価値を高めそうだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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