新たな“風間チルドレン”の誕生!指揮官も絶賛する相馬勇紀の勢いが止まらない!!

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年08月27日

大学4年生ながら浦和戦でも2アシストの活躍

浦和戦で2アシストをマークした相馬。試合後には笑顔を見せた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ24節]名古屋4-1浦和/8月26日/豊田ス
 
 4-1で名古屋が浦和に逆転勝ちした一戦で、最も輝いたのはハットトリックを記録したジョーで異論はないだろう。だが68分に登場した若きアタッカーの活躍も決して見逃せなかった。それが早稲田大4年生、特別指定選手(来季の入団も内定)として名古屋でプレーをしている相馬勇紀だ。
 
「大舞台には強いほうなんです。あんまり緊張しないタイプで」
 
 まだあどけなさが残る小兵MFが堂々のデビューを果たしたのは21節の鹿島戦(8月11日)だった。舞台は新記録となる4万3579人が詰めかけた豊田スタジアム。相馬は77分にJリーグのピッチに立った。
 
 スコアは2-2。ひりつくような攻防が展開されている。それでも「出たら結果を残したかった。活躍したらヒーローになれるとワクワクしていた」という相馬は、チームが勝ち越して迎えた後半アディショナルタイム、左サイドでボールを受けた。
 
 すると「振り返れば時間稼ぎという選択肢もありましたよね。でもあの時はサイドを破ることしか考えなかったんです。ここで勝負しないのは違うと思ったので」と対面した鹿島のCBチョン・スンヒョンをスピードでかわすと、左足でマイナス方向へグラウンダーのクロス。前田直輝のダメ押しとなる4点目をアシストした。
 
 続く横浜戦には69分から登場すると、今度は右サイドを自慢のスピードで突破。右足でクロスを送り、ジョーの決勝ゴールを導いた。
 
 そして、冒頭の浦和戦では68分に交代出場すると、その2分後には左サイドを縦にドリブルして左足のクロスからジョーのゴールをお膳立て。79分には今度は左から中央へカットインして、右足のクロスで再びジョーのゴールをアシスト。4試合で4アシストという望外の結果を残している。
 
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