Jクラブが争奪戦を繰り広げる16歳! 桐光学園2年生10番、西川潤が放ったエースの輝き!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2018年08月10日

「ゴールという結果を求めているけど、演出することも彼の良さ」と讃える鈴木監督

鈴木監督も認める活躍でチームを8強に導いた。桐光学園は今度こそ、頂点を掴めるだろうか。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 このゴールで相手の反撃の機運を一気に断ち切った。再び流れを取り戻した桐光学園は、明秀日立にチャンスを作らせず、逆に後半アディショナルタイムにセットプレーからFW敷野智大がダメ押しの3点目を決めて勝負あり。3−1で明秀日立を下して、準々決勝進出を手にした。
 
「ようやく潤の特徴であるチャンスメークを出してくれた。もちろん彼にはゴールという結果を求めているけど、ああやって演出することも彼の良さ。苦しい時に彼が持ち味を出したということは、チームにとっても本人にとっても非常に良かったです」
 試合後、鈴木監督はようやく逞しい姿を見せてくれたエースをこう讃えた。
 
「より上に行くために、準々決勝でもしっかりと結果を出せるようにしたい」
 そう語り、充実の表情を浮かべた西川。まだチームは全国制覇を成し遂げたことがない。全国での最高位は中村俊輔が高3だった1996年度の選手権準優勝。その歴史を塗り替えるべく、今大会の主役のひとりが放った光は、チームにとっても大きな希望の光となった。
 
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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