矢島が夢に見た舞台は「本当に幸せでしかなかった」
そして、迎えたルーキーイヤー。コンディションが整わず、春先のキャンプから出遅れた。紅白戦にも参加できず、フルコートのピッチで駆け回る先輩たちを横目に5、6人でのパス回しに励む日々。それでも、矢島は腐らなかった。
「自分はFC東京でプレーをしたくて入ってきたので、腐っている暇はない。自分は夢の中にいる。その夢を良い状態で進みたいという想いがあった。そんなに苦しみばかりではなかったです」
FC東京の一員に迎えられた喜びをモチベーションに変え、矢島は再び自らの足で這い上がった。そして、矢島はこの柏戦でついに夢舞台に辿り着いた。
「自分はFC東京でプレーをしたくて入ってきたので、腐っている暇はない。自分は夢の中にいる。その夢を良い状態で進みたいという想いがあった。そんなに苦しみばかりではなかったです」
FC東京の一員に迎えられた喜びをモチベーションに変え、矢島は再び自らの足で這い上がった。そして、矢島はこの柏戦でついに夢舞台に辿り着いた。
「いつもテレビで見ていた選手たちと(試合後に応援歌の)眠らない街を(サポーターの前で)一緒に歌っている。本当に幸せでしかなかった」
試合後に見た風景を胸に刻んだ矢島の挑戦はまだ始まったばかりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
試合後に見た風景を胸に刻んだ矢島の挑戦はまだ始まったばかりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)