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192センチの青森山田高・三國が福岡入り!規格外CBは如何にしてFWから本物の守備者に変貌を遂げたのか

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2018年07月18日

プロ入りを決めて挑む夏の全国。目指すは日本一のみ!

プロ入りが決まった中で迎える夏のインターハイ。三國(5番)はチームを牽引し、全国制覇に導けるのだろうか。写真:安藤隆人

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 今や彼のラインコントロールは、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEASTで2位につけるチームにおいて不可欠。陸空兼用のDFリーダーとして、代えが利かない存在になっている。

「黒田(剛)監督はいつも『守備が良ければ、攻撃もうまく行く』とずっと言っていたので、自分に掛かる役割と責任は大きいと思っています。もう僕の中で、『この先はCBで生きて行こう』という思いが芽生えていますし、CBとしてプロに行きたいと思っています」

 自分が進むべき道をはっきりと見出し、着実にその歩を進めている三國。規格外の高さと身体能力をベースに、冷静な頭脳と対応力がより磨かれれば、将来的に日本サッカー界を背負う可能性を秘める。

「周りから見ても恥ずかしくないプレーをして、兄(三國スティビアエブス、2年前の青森山田の2冠メンバー、現・順天堂大)のように最後の1年できっちりと結果を残して上のステージに行きたい」

 進路は熱心に誘ってくれたアビスパ福岡に決まった。次なるステージが決まったからこそ、今まで以上に青森山田で結果を残すことが求められる。6年間の集大成となる1年間で、兄も成し遂げられなかった3冠達成にチームを導けるのか。まずは、8月7日に開幕する三重インターハイに向けてその牙を研ぐ。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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