「西野監督は限界を露呈した」仏誌・編集長はなぜそう考えるに至ったのか

カテゴリ:日本代表

レミー・ラコンブ(フランス・フットボール誌編集長)

2018年07月01日

日本はここで終焉を迎えるだろう

ラコンブ編集長はこの柴崎や乾、本田など「個」のポジティブ要素は認めるものの、日本代表には「集」の勢いと力が不足していると指摘した。(C)Getty Images

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 日本はグループリーグを突破するという目標を達成した。だがおそらく、ここで終焉を迎えるだろう。
 
 乾貴士の絶好調、柴崎岳の疲れを知らない働きぶり、さらにはスーパーサブとしての本田圭佑の存在感など、明るいファクターがなくはない。ただいまの日本には「快挙」を成し遂げられるだけの勢いがなければ、集団としてすべてをかっさらう嵐のようなパワーも不足しているのだ。キーパーとセンターフォワードの両ポジションでも、決定的な仕事がプレーヤーを欠いている。
 
 やはり「ミッション・アンポッシーブル」(不可能なミッション)なのか。限りなくそれに近い。いや、ほぼそうだと言わざるを得ない。
 
文●レミー・ラコンブ(フランス・フットボール誌編集長)
翻訳●結城麻里
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