今大会は、狂気の装いを帯びてきた…
日本が過去のワールドカップで、ヨーロッパ勢を相手に成功を収めていない事実も、忘れてはいけない。だが、こんなことは今回のサムライブルーには大した意味を持たないのかもしれない。なにせ彼らはコロンビアに勝利して、アジア勢で初めて南米チームを倒すファーストケースとなったのだから。
ドラマチックなゲームが頻発し、ついには韓国がドイツを打ち負かすという事件も起きた。もはやロシア・ワールドカップは、狂気の装いを帯びてきた感がある。そのなかで、日本がとんでもない驚きを提供してもおかしくはないだろう。歴史に美しい1ページを書き込む、黄金色のチャンスが横たわっているのだ。
冷静に考えれば、日本がラウンド・オブ16よりも上に行けるとは思えない。しかし! 少なくともその「ベスト8決定戦」には参戦しなければならない。それだけの実力を持ったチームだと捉えている。
文●レミー・ラコンブ(フランス・フットボール誌編集長)
翻訳●結城麻里
ドラマチックなゲームが頻発し、ついには韓国がドイツを打ち負かすという事件も起きた。もはやロシア・ワールドカップは、狂気の装いを帯びてきた感がある。そのなかで、日本がとんでもない驚きを提供してもおかしくはないだろう。歴史に美しい1ページを書き込む、黄金色のチャンスが横たわっているのだ。
冷静に考えれば、日本がラウンド・オブ16よりも上に行けるとは思えない。しかし! 少なくともその「ベスト8決定戦」には参戦しなければならない。それだけの実力を持ったチームだと捉えている。
文●レミー・ラコンブ(フランス・フットボール誌編集長)
翻訳●結城麻里