大黒柱ハメスが口にした自信と知将ペケルマンが語った日本。
得点こそ奪えなかったものの、局面での相手との競り合いでもことごとく勝利していたコロンビア。無論、手応えがないはずがない。試合後、『Marca』の取材に対して大黒柱のハメスは、「勝ちたかった」と悔しさを滲ませながらも、次のようにコメントしている。
「勝てれば文句なかったし、得点も取りたかった。良い部分と悪い部分が出た。ただ、僕らは高い強度と野心を持って試合を進めた。常にそれを保てたと思うし、良い内容のフットボールをしている。ゴールは逃したけど、これからのことに切り替えていかないとダメだからね」
そんなエースの声に同調するように、指揮官のペケルマンも「こういった試合で大事なのは、しっかりと調整することにある」と、地元メディア『RCN』の取材で冷静にチームの現状を振り返った。
「勝てれば文句なかったし、得点も取りたかった。良い部分と悪い部分が出た。ただ、僕らは高い強度と野心を持って試合を進めた。常にそれを保てたと思うし、良い内容のフットボールをしている。ゴールは逃したけど、これからのことに切り替えていかないとダメだからね」
そんなエースの声に同調するように、指揮官のペケルマンも「こういった試合で大事なのは、しっかりと調整することにある」と、地元メディア『RCN』の取材で冷静にチームの現状を振り返った。
「結果が得られれば最高だったが、試合内容には満足している。このような試合において重要なのは、相手が仕掛けてくる局面でいかに対応するか、そしてどのようなバリエーションが使えるかを確認することにある。今この時期に必要なのは、焦らないことだよ」
世界でも指折りの切れ者で、対戦相手を徹底的に分析することでも知られているペケルマンは、W杯初戦で対戦する日本への警戒を強めつつ、その試合の重要性を説いている。
「日本はW杯にも早いうちに出場を決めるなど、アジアにおいて非常に優れた国であり、手強い相手だ。我々は日本を倒すために力を尽くすつもりだ。その勝利は必ず我々の自信になり、その後の試合にも繋がるはずだからね」
コロンビアは4年前のブラジルW杯でもグループステージの3戦目で日本と対決し、4-1で当時のザッケローニ・ジャパンを一蹴している。その時よりも遥かに充実度を深めるロス・カフェテロス(コロンビア代表の愛称)は、このロシアW杯のグループHにおける突出した存在として、19日に対戦を迎える西野ジャパンの眼前に立ちはだかる。