井手口陽介が今夏リーズに合流! 強化スタッフ藤田俊哉氏が日本代表MFの可能性に言及

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年05月30日

欧州遠征で衝撃を受けた井手口は、一刻も早くヨーロッパへ渡ることを決意した

昨年1月にリーズに完全移籍し、その後レオネサへレンタル。戦績は芳しくなかったが、手応えも掴んだ。(C) Getty Images

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 リーズが井手口へ最初にオファーを出したのが、昨年の夏だった。

 2017-2018シーズンからリーズの強化スタッフとなった私は、クラブのアジアに関する強化からマーケティングなどすべてを担当している。そこで、井手口の移籍にも携わることになったのだが、その後、井手口がリーズに合流するタイミングについて、クラブ同士で協議を重ねた結果、ワールドカップ終了後がベストだろうという結論に至ったのである。

 しかしその後、状況が一変する。昨年11月に日本代表が戦ったブラジル戦とベルギー戦を経て、井手口の心境に変化が生まれたのだ。ブラジルに1対3、ベルギーに0対1で敗れた日本。2試合ともピッチに立った井手口は、世界のトップレベルを肌で感じた。「自分はなにもできなかった…」。ブラジルとベルギーという“トップ・トップ”の選手とのとてつもない差に、大きな衝撃を受けたという。

 どうすれば、その差を埋められるのか。自問自答を重ねる日々を過ごすなか、彼が出した結論が、一刻も早くヨーロッパに渡ることだった。

 その熱い思いに応えるように、両クラブも急ピッチで移籍話を進めて、今年1月の移籍発表へとつながったのだ。

 リーズへの完全移籍を経て、最初の半年間は、スペインのクルトゥアル・レオネサにレンタル移籍することになった。もちろん、そのままリーズでプレーする選択肢もあった。しかし、スペイン2部リーグは決してレベルが低くはない。そのうえ、フィジカル面ではリーズが戦うチャンピオンシップほど激しくない。ここなら良い準備ができるのではと、リーズは井手口に提案した。そんな経緯を経てスペインでのプレーを決断した。
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