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デュッセルドルフに咲いた二輪の花…宇佐美貴史と原口元気、日本代表デュオはいかにして復活を遂げたのか

カテゴリ:海外日本人

了戒美子

2018年05月15日

「あれで守備までできるようになったら適わない」

フォルトゥナの仲間と喜びを爆発させる原口(左)。1部クラブからの冬の加入。心中期するところがあったようだ。(C)Getty Images

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 かたや原口は、脳しんとうで離脱するという不運に見舞われながら13試合で1得点。彼もまたヘルタ・ベルリン時代に失なった実戦勘を取り戻すところからスタートした。1部クラブからの冬の移籍とあって、昇格と優勝を請け負う存在と自認する。一時期、負け試合の後に「敗因は俺」と語るなど、大きななにかを背負っているようでもあった。
 
 ヘルタではサイドで守備に奔走する汗かき役で、見ていて不憫にさえ思えたが、ここデュッセルドルフではゴールに積極的に絡んでいけた。サッカーをする喜びを取り戻した、それがなによりの収穫だったに違いない。「久々にこんなに信頼して使ってもらえて。とりあえず預けておけと思ってもらえている」と、充実を口にする。前線の便利屋ではなく、優秀なサイドアタッカーとしての声価をふたたび高め、本来の姿を取り戻したのだ。
 
 原口は宇佐美の能力を高く評価し、「あれで守備までできるようになったら適わない」と評する。一方の宇佐美は、原口のストイックさを横目で見ながら学んだ。ふたりは揃って着実に、初のワールドカップに歩を進めた。
 
取材・文●了戒美子
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