「もしサカイがフランス人だったら…」マルセイユ酒井宏樹の実力に仏誌編集長が太鼓判!

カテゴリ:海外日本人

レミー・ラコンブ(フランス・フットボール誌編集長)

2018年05月09日

ただひとつ改善しなければいけないのは…

4月12日のEL準決勝では、自身のバースデーを祝うゴールをゲット! 愛されキャラの男はチームメイトたちから手荒い祝福を受けた。(C)Getty Images

画像を見る

 これはおべっかでもなんでもなく、誰ひとりとしてとして疑わないことがある。もし彼がフランス人だったとしたら、機動力があってアグレッシブなディフェンダーを好むディディエ・デシャン代表監督は、とっくに彼を招集しているだろう。攻撃面ではまだまだ「伸びしろ」が十分あるだけに、なおさらである。
 
 今シーズンのサカイにとって、右サイドにブナ・サールという競争相手が出現したのは、むしろポジティブな要素だったのかもしれない。成長を促したという意味では貴重な争いで、それは来シーズンも繰り広げられるだろう。とはいえ、守備面では明らかにサカイがサールを上回る。加えてこの日本人ディフェンダーは右サイドほど器用ではないにせよ、左サイドバックもそつなくこなすのだから大したものだ。

 
 彼はこれからもOMにとって大切な戦力であり続けるだろう。長く籍を置くのでないだろうか。なにせその謙虚さと人間的な優しさは、クラブ内の誰からも高い評価を得ているわけで。
 
 ただひとつだけ、注文がある。ずばり改善しなければならないのは、フランス語の力量だ。こればかりは進歩が緩やかすぎる! ぜひトライしてもらいたい。
 
文●レミー・ラコンブ(フランス・フットボール誌編集長)
翻訳●結城麻里
 
【関連記事】
「なぜフランス語を話さない?」マルセイユ酒井宏樹は報道陣の意地悪な質問にどう答えた?
「なんでこんなに気が合うんだ」長友佑都がワールドクラスの大親友と5年ぶりの再会!
「マジでカワイイ!」韓国女子代表のビーナス、イ・ミナが最新自撮り写真を公開!
「素晴らしい忠誠心」「圧巻の出来だった」エイバル乾貴士のプロ魂をスペイン紙が絶賛!
「イニエスタは家族と専属スタッフと日本へ行く」地元ラジオ局が神戸との3年契約を報道

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ