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“仮想ポーランド”のウクライナ戦で見えた収穫と課題。主砲レヴァンドフスキだけを抑えればという次元では…

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年03月28日

攻撃に怖さを出せない、守れないでは…

酒井は試合を通して低調。タイミングの良いオーバーラップも限られた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 とはいえ、相変わらずフィニッシュの局面ではプレーの精度がガクンと落ちた。オフェンスを目の当たりにして長友は言う。
 
「まずはゴールを狙うからこそ相手が絞ったりとか、そこにプレッシャーをかけたりとか、だからこそギャップができてスペースが空いたりとかするので、そういう駆け引きみたいなものはやっぱりやらないと。バカ正直に足もとでつなぎます、それだけでは怖さがまったくないなと。
 
 前半も保持はできている時間はあるけど、怖さがあるかというと、そういう攻撃はできていないのでね。やっぱりもっとゴールへの意識というのは確かに一人ひとりが持たないと、やっぱり怖さを出せない」
 
 前線から追い込まず、中盤から自陣にかけて幾重にも網を張るポーランドの守備を崩すには、ミドルシュートなど中・遠距離からのシュートで揺さぶりをかける必要がある。しかし、今の日本にミドルという選択肢が見えないのは懸念材料だ。
 
 攻撃に怖さもない、守れないでは正直、勝負にならない。今回のベルギー遠征で突きつけられた現実は残酷以外の何物でもないだろう。このままではポーランドだけでなく、コロンビアやセネガルにも圧倒される。そう弱気になってしまうのは果たして著者だけだろうか。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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