ナスリやエブラはいまだ欧州のトップリーグでもプレー出来るだけの実力を有しているだろうが、30代後半になり、身体の衰えに逆らえずに居場所を追われた選手たちもいる。
 
　しかし、いずれの選手も確かな経験と実力を有しており、Jリーグのクラブがオファーしても面白いベテランばかりだ。
 
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マルワン・シャマフ（元モロッコ代表MF／34歳）
　ボルドーやアーセナルで活躍したストライカーも34歳。昨年８月にカーディフを解雇されてから、活躍の場を探し続けている。2015年５月のスウォンジー戦で点を決めて以来、ゴールからは見放されている。
 
ジョレオン・レスコット（元イングランド代表MF／35歳）
　昨夏にサンダーランドとの契約が満了となってからは無所属の状態が続いており、現在はノンリーグ（アマチュア）のAFCテルフォードで練習を重ねている。守備のオプションが不足しているクラブは、彼を頼ってみても良いかもしれない。
 
ビクター・アニチェベ（元ナイジェリア代表MF／29歳）
　昨夏にサンダーランドから中国の北京控股に加入するも、満足な成績を残せずに解雇。スカウトたちのレーダーから完全に外れている。ただし、エバートンやWBAで実績を残した点取り屋だけに、何かを残せる可能性がある。
 
サリー・ムンタリ（元ガーナ代表MF／33歳）
　このガーナ人MFは、かれこれ６か月も雇い主を見つけられていない。がしかし、まだ見ぬ契約者には、インテルやミランで積んだ確かな経験を提供するだろう。
 
ガブリエル・パレッタ（元アルゼンチン代表DF／31歳）
　ミランを去ってからは満足に活躍ができていない31歳のDFも、イングランドでやれるだけの実力はあることを証明するチャンスは与えていいはずだ。ただ、彼には欧州挑戦の足掛かりとなったリバプールで、わずか８試合しか出られなかった哀れな過去がある。
 
カールトン・コール（元イングランド代表FW／34歳）
　チェルシーやウェストハムでポテンシャル発揮した大型CFは、昨年５月にインドネシアのプルシブ・バンドンと電撃契約を結んだものの、わずか３か月で契約を打ち切られる憂き目にあった。それ以来、無所属の生活が続いているが、リーグ１（英３部）のウィンブルドンで練習に参加している。