この日、トータルでハットトリックを記録し、主力に刺激を与える結果を出した荻原は「２次キャンプでも結果を数字で残したい」と力強く話した。会場に足を運んでいた森保一U-21日本代表監督の前でのアピールにもつながった。
終わってみれば５-０での勝利。攻撃の厚みという面で進歩が見られ、バランスを意識した組織的な守備も安定していた。また、岩波や武富などの新加入の突き上げも好材料となり、ベテランたちもうかうかできないだろう。
“守護神”西川は「しっかり得点を取って勝つことがこの時期は大事。守りに入らず攻めの姿勢を見せ、トライしたことでの無失点は良かった」と、この試合を振り返ると「チームとして後ろからのビルドアップを追求したい。２次キャンプも試合が多く腕試しの機会になる。チャレンジをしていきたい」と意気込んだ。
ここまではまだ通過点。完成形という終着点を浦和は目指していく。
取材・文●石田達也（レッズプレス!!）
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