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【セルジオ越後】井手口の移籍には疑問が…スペイン2部でのプレーはW杯につながるのか?

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2018年01月15日

リーグとクラブも危機感を持つべきだ。

最近では川崎の中村のようにひとつのクラブに長年所属する選手は減っている。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 選手が海外移籍に憧れ持つ一方、Jリーグと各クラブはもっと危機感を持つべきだ。
 
 今のサッカー少年は将来の目標を「海外でプレーすること」と答えるよ。それはJリーグに魅力がなく、海外へ活躍の場を移す通過点としか考えていないからだと思うんだ。FC東京の久保はバルセロナの事情により帰国を余儀なくされたけど、このままだと彼のように若い年齢で海外クラブの下部組織に入るケースが増えるんじゃないかな。そうすると国内リーグはさらに衰退するね。
 
 ガンバの遠藤、フロンターレの中村のようにひとつのクラブで長い間プレーする選手が減っているのも気になるよ。それは各クラブに引き留められる要素が少なくなっているからだろう。
 
 今オフには大久保が1年限りでFC東京を退団し、古巣のフロンターレに復帰した。それも減俸を飲んでの出戻りだったという。周囲では様々な意見があるようだが、要は大久保がFC東京というクラブに失望したということだよね。現に昨季は大型補強をしたFC東京は明確な指針を示せないまま、13位でシーズンを終えた。
 
 最近では確固たるアイデンティティを示せないクラブが増えているし、選手も愛着を持てなくなっていると思う。だからこそ移籍も頻繁になったし、クラブのレジェンドという存在が育ちにくくなったんだ。
 
 海外移籍するのは仕方ないと割り切るよりも、どうすれば選手が国内に残ってくれるか、リーグやクラブは真剣に考えるべきだね。
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