【セルジオ越後】井手口の移籍には疑問が…スペイン2部でのプレーはW杯につながるのか?

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2018年01月15日

時期と移籍先は熟考する必要がある。

念願の海外移籍を決めた井手口。ただ時期と新天地には疑問が残る。写真:川本 学

画像を見る

 Jリーグの各チームが新シーズンに向けて慌ただしい動きを見せる一方で、ガンバの井手口がイングランド2部のリーズへ移籍したね。ただ、加入後すぐにスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへレンタルに出て、今シーズンは武者修行を積むことになった。
 
 元々、イングランドでは労働許可証の取得が困難で、井手口もまずはスペインで実績を踏む必要性を理解していたようだ。
 
 欧州での肩慣らしという意味では良いのかもしれない。ただし6月のロシア・ワールドカップまで半年を切ったなかで、ベストな選択だったのかと言われれば疑問が残るよ。確かに不慣れな土地で奮闘すれば、逞しさを身に付けられるかもしれない。でもスペイン2部のレベルは正直高いとは言えないよね。本大会に向けて大事な時期だからこそ、国内で力を磨いたほうがベターだったのかもしれない。
 
 クラブのレベルが違うから一概に比較はできないけど、2016年の夏にアーセナルへ移籍した浅野は加入直後にドイツのシュツットガルトへレンタルに出され、いまだにアーセナルのユニホームを着れずにいる。最近のパフォーマンスを見ていると、アーセナル復帰は難しくなっているようだし、良い移籍だったとは思えないよ。
 
 海外クラブの門を叩くのは別に悪いことではない。国内でのプレーに満足している選手よりも成長できるチャンスは必ずあるからね。
 
 とはいえ、時期と移籍先は熟考するべきだよ。単にオファーが来たから「じゃあ行きます」では、安易すぎる。今後の選手キャリアを思い描いて、いつ、どんな場所に移籍するのが最適か考える必要がある。ひいてはそれが個々のレベルアップにつながり、日本サッカーのためになるはずだからね。

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 永久保存版
    9月7日発売
    内田篤人
    引退特集号
    14年半のプロキャリアを
    完全プレーバック!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    10月16日発売
    今年も決定版が完成!
    2020-21
    EUROPE SOCCER TODAY
    シーズン開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 11月12日号
    10月22日発売
    ヤット、内田、憲剛、俊輔…
    名選手の名言
    から読み解く
    フットボールの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    10月15日発売
    海外番記者の
    こだわりランク大公開!
    クラブ別で見る
    最強ストライカー番付
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ