「親や周りの人たちに感謝したいと思う」(白井)
そして、この試合最大のハイライトとなったPK戦。後攻となった清水桜が丘の4番手を託された白井はペナルティスポットに向かうと、十分な間を取ってから長めの助走に入った。右隅に放たれた渾身の一撃――。しかし、高川学園GK・安部洋一郎(3年)の好セーブに阻まれ、ネットを揺らすことは出来なかった。結果的にこの失敗が尾を引き、清水桜が丘の選手権は終わりを告げた。
「形的には普通に入ったけど、どっちに蹴るか迷ってしまった。自分から逃げてしまった気持ちが、蹴った瞬間に球に乗ってしまったのかなと思う」
懸命に戦ったエースに最後までサッカーの神様は微笑まなかった。
ただ、幼いころから憧れていた夢の舞台には立てた。そこに関しては感謝の想いしかない。「本当に子どもの頃から立ちたいなと思っていた場所だったので、本当に立てたことはすごく幸せなことだなと実感しました。本当にこのチームのスタッフだけではなく、親や周りの人たちに感謝したい」という言葉を残して大会を去った清水桜が丘のエースは、この選手権をステップに次なるステージへ進む。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
「形的には普通に入ったけど、どっちに蹴るか迷ってしまった。自分から逃げてしまった気持ちが、蹴った瞬間に球に乗ってしまったのかなと思う」
懸命に戦ったエースに最後までサッカーの神様は微笑まなかった。
ただ、幼いころから憧れていた夢の舞台には立てた。そこに関しては感謝の想いしかない。「本当に子どもの頃から立ちたいなと思っていた場所だったので、本当に立てたことはすごく幸せなことだなと実感しました。本当にこのチームのスタッフだけではなく、親や周りの人たちに感謝したい」という言葉を残して大会を去った清水桜が丘のエースは、この選手権をステップに次なるステージへ進む。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)