守備の組織力に欠陥! 日本にも勝機がある。
もちろん、ポーランドに不安がないわけではなく、とくに左SBは人材難が叫ばれている。元々はウインガーのマチェイ・リブス、本職は右のバルトシュ・ベレシンスキやアルトゥル・イェンジェイチクを使い分けている状況だ。
また、組織的な欠陥として守備の脆さも挙げられる。個々の能力はまずまずでも、連動性や集中力がいまひとつで、今予選では10試合で14失点を喫した。その成熟度の低さは、FIFAランク7位にまるで相応しくない。
苦手とする南米勢でも、何が飛び出すか分からないアフリカ勢でもなく、ある程度の戦術的秩序があり、突拍子もないことをしないポーランドは、日本がグループリーグを戦う中で最もやりやすい相手と言えるのではないだろうか。
もちろん、予選で16ゴールのレバンドフスキを抑えるのは至難の業だが、十分に勝つチャンスはありそうだ。英国の大手ブックメーカー『ウィリアムヒル』の対戦オッズを見ても、日本勝利が3.50倍、ドローが3.10倍、ポーランド勝利が2.20倍と、それほど大きな差はついていない。
はたして、どうなるか――。日本とポーランドの一戦は6月28日に幕が開ける。
文:遠藤孝輔
また、組織的な欠陥として守備の脆さも挙げられる。個々の能力はまずまずでも、連動性や集中力がいまひとつで、今予選では10試合で14失点を喫した。その成熟度の低さは、FIFAランク7位にまるで相応しくない。
苦手とする南米勢でも、何が飛び出すか分からないアフリカ勢でもなく、ある程度の戦術的秩序があり、突拍子もないことをしないポーランドは、日本がグループリーグを戦う中で最もやりやすい相手と言えるのではないだろうか。
もちろん、予選で16ゴールのレバンドフスキを抑えるのは至難の業だが、十分に勝つチャンスはありそうだ。英国の大手ブックメーカー『ウィリアムヒル』の対戦オッズを見ても、日本勝利が3.50倍、ドローが3.10倍、ポーランド勝利が2.20倍と、それほど大きな差はついていない。
はたして、どうなるか――。日本とポーランドの一戦は6月28日に幕が開ける。
文:遠藤孝輔