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R・シルバが語った差別投稿、足首の負傷… 殊勲の男は襲いかかる問題にどう向き合ったのか?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月26日

差別的な投稿にも「ピッチの中で自分の仕事を見せるのみ」。

渾身の力で右足を振り抜く。シュートは豪快にゴールネットを揺らした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 そしてもうひとつ、第1戦の後にR・シルバに対して、思いも寄らぬ心無い言動が突きつけられた。自身のインスタグラムのアカウントに差別的な投稿がなされたのだ。
 
 これに対して、R・シルバは即座に「この世界にまだ差別主義者がいることを悲しんでいます。私は私の肌に誇りを持っています」とメッセージを発信したが、挑発的な言動にも、ことさら心を乱されることはなかったという。
「何が起きたとしても、自分は同じ人間でこれからもい続けたいと思うし、起きたことは起きたこととして、切り替えて自分のプレーに集中していきたい」
 
 そうした心境のなか、背番号8は決勝点という形で自身の存在価値を示したのだ。
「(この件に関して)僕からの回答として何が一番正しいのかと言えば、何かをするというより、ピッチの中で自分の仕事を見せるのみ。今日はそれができた。もう子どもじゃない。同じようなレベルで返すわけにはいかないし、自分はプロとしてピッチの中で見せることができてとても幸せに思う」
 
 そう力強く語ったR・シルバ。様々な出来事に揺れた1週間を、多くの人々の支えを実感しながら、じつにタフなメンタリティで乗り切ってみせた。
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