攻守両面で“スイッチ”を入れられる存在になる。
攻撃面については、トップ下でのプレーはほぼ初めてに近いだけに、「分からないなりにやっていた」という。とはいえ、自分より後ろの選手がボールを足もとに収めた際、敵陣の空いたスペースに即座に走り込む動き出しにはセンスが感じられた。
実際、井手口自身はどう考えているのか。ストレートに“トップ下・井手口”について聞くと、次のように応じる。
「どんなポジションでもできれば、それは悪いことではない。どのポジションでもこなしていけるようにしていきたい」
特定のポジションにはこだわっていないようだが、パンチ力のあるミドルシュートも武器のひとつであるだけに、トップ下の適正はあるはず。繰り返しになるが、2列目の位置であれだけ相手にガツガツと行けるのは魅力で、スペースへの果敢な飛び出しも考えれば、攻守両面で“スイッチ”を入れられる存在になる。
自分がトップ下に入った時の中盤の関係性については、ポジティブな感想を述べる。
「3人の形がそこまで崩れることはなかった。やりづらくもなかったし、もっともっと話しながらできれば、さらにうまくいくと思います」
ブラジル戦は、完敗以外の何物でもなかった。そのなかで唯一とも言える収穫が、井手口の起用法で選択肢が増えたことだろう。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
実際、井手口自身はどう考えているのか。ストレートに“トップ下・井手口”について聞くと、次のように応じる。
「どんなポジションでもできれば、それは悪いことではない。どのポジションでもこなしていけるようにしていきたい」
特定のポジションにはこだわっていないようだが、パンチ力のあるミドルシュートも武器のひとつであるだけに、トップ下の適正はあるはず。繰り返しになるが、2列目の位置であれだけ相手にガツガツと行けるのは魅力で、スペースへの果敢な飛び出しも考えれば、攻守両面で“スイッチ”を入れられる存在になる。
自分がトップ下に入った時の中盤の関係性については、ポジティブな感想を述べる。
「3人の形がそこまで崩れることはなかった。やりづらくもなかったし、もっともっと話しながらできれば、さらにうまくいくと思います」
ブラジル戦は、完敗以外の何物でもなかった。そのなかで唯一とも言える収穫が、井手口の起用法で選択肢が増えたことだろう。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)