ネイマールは日本戦後になぜ涙した? 指揮官の熱き言葉に「これが僕らの結束だ」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月11日

チッチ監督の心遣いに感銘を受けて

ハリルジャパンを翻弄し続けた背番号10は、恩師への信頼を口にした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 百戦錬磨のブラジル人指揮官はネイマールの肩をポンと叩き、熱弁を振るった。
 
「私はネイマールと約1年半、一緒に戦ってきたが、彼はチームに尽くすとても忠実な選手だ。彼のロッカールームにおける偉大な影響力について、いますぐここで話しても構わないよ。どんな人間も完璧ではないし、少しばかりの過ちは犯すものだろう。ただ、彼は偉大で、素晴らしく広い心の持ち主だ」
 
 この指揮官の熱き言葉と気遣いに、ネイマールは思わず涙を浮かべた。
 
 記者会見でも堅い結束力を窺わせたセレソン(ブラジル代表の呼称)。チームは目下、絶好調だ。2016年6月のチッチ政権発足以降、南米予選で10勝2分けという圧倒的な成績を残し、ダントツの首位通過を果たした。
 
 そんなチームの大黒柱であるネイマールは、「これこそがチーム力であり、結束なんだ。僕らと他チームとの違いさ」と、涙を拭って結果に胸を張った。
 
 日本戦ではこれまでなかなかできなかったテスト起用をふんだんに盛り込み、チームの底上げにも成功した。02年日韓大会以来の世界制覇に向け、セレソンの視界は良好だ。
 
【関連記事】
【セルジオ越後】後半の1点は慰めにもならない。力負けの完敗を真摯に受け止めるべきだ
【日本1-3ブラジル|採点&寸評】文字通りの完敗。リーダーの吉田が頼りない出来では…
【日本代表】VARでのPK判定に「本当にアホなことをしてしまった」…吉田麻也がブラジル戦から得た教訓
金田喜稔がブラジル戦を斬る!「“本気のブラジル”と戦えなかったのが残念で仕方がない」
ベルギーはメキシコと計6発の撃ち合いドロー! ルカク、アザールが躍動した一方で守備陣は…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ