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ベルギーはメキシコと計6発の撃ち合いドロー! ルカク、アザールが躍動した一方で守備陣は…

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月11日

日本に勝機はあるか?

ともにゴールを決めたルカク(左)とアザール(右)。日本戦でも脅威となりそうだ。 (C) REUTERS/AFLO

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 現地時間11月10日、ベルギー代表がメキシコ代表と親善試合を行ない、3-3で引き分けた。

 
 ホームにメキシコを迎え入れたベルギーの先発メンバーには、ティボー・クルトワ、ケビン・デ・ブルイネ、エデン・アザール、ロメル・ルカクらプレミアリーグで活躍する主力が名を連ねた。
 
 3-5-2のシステムを採用したベルギーは、メキシコの素早いパスワークに対して堅守速攻の戦術で対応。やや押されながらも、17分に背番号10のゴールで均衡を破る。
 
 ペナルティーエリア内右を力強いドリブルで突破したルカクの強烈なショットは相手GKギジェルモ・オチョアが弾かれるも、ゴール正面に流れたルーズボールをアザールが押し込んだ。
 
 期待のアタッカー2人が大観衆の声援に応えるような活躍を披露して、先制に成功したベルギーは、その後も相手にボールを持たれながらも要所を締める落ち着いた試合運びを展開していった。
 
 しかし、速攻から思わぬ形で同点を許す。右サイドからのクロスを対応しにいった際に、CBのロラン・シマンがペナルティーエリア内で相手FWのハビエル・エルナンデスを倒してPKを献上。これをアンドレス・グアルダードに難なく沈められてしまったのだ。
 
 結局、1-1で前半を折り返したベルギーは、後半開始と同時にデ・ブルイネに代えてドリース・メルテンス、ユーリ・ティーレマンスに代えてムサ・デンベレをそれぞれ投入。勝ち越しを狙って攻撃に厚みをもたらすカードを切る。
 
 この積極的な交代策で再び勢いを取り戻したベルギーは、勝ち越しに成功する。
 
 右サイドをドリブルで切り裂いたメルテンスが鋭いクロスボールを供給。これをゴール前で受けようとしたルカクが太腿でトラップすると、コントロールミスで流れたボールが幸運にもゴールへと吸い込まれていった。
 
 主砲のゴールでまたもリードしたベルギーだったが、直後の56分に振り出しに戻されてしまう。
 
 56分、自陣からのロングボールを敵バイタルエリアで受けたヒルビング・ロサーノが華麗なボールコントロールから右足で渾身の一撃見舞う。これに名手クルトワは一歩も動けずに同点弾を許した。
 
 ベルギー守備陣を慌てさせたメキシコのアタッカー陣はさらに躍動する。そして60分にまたもロサーノが鮮やかなプレーを見せる。
 
 左サイドからカットインをして仕掛けたロサーノが右足でシュート。これは相手守護神のクルトワに弾かれたが、高く舞い上がったルーズボールに素早く反応したロサーノは、タイミングを計って、豪快なボレーを突き刺した。
 
 この試合、始めてリードを許したレッド・デビルズ(ベルギー代表の愛称)だったが、69分に主砲がまたもネット揺らしてあっさりと同点とする。
 
 70分、右サイドを単独突破したメルテンスがペナルティーエリア内にグランダーのクロスボールを蹴り込むと、ニアサイドにルカクが走り込んでネットを揺らした。
 
 その後、互いに決勝点を狙ってオープンな展開となったものの、試合は結局3-3のままで終了した。
 
 この試合でゴールを決めたルカクとアザールはやはり驚異となる存在だけに、ブラジル戦で3点を失うなど守備の脆さを露呈した日本は要警戒だ。
 
 その一方で、日本人と同様に決して上背があるわけではないメキシコが3点を奪ったことはポジティブに捉えられる。ヤン・ヴェルトンゲンなど主力級を欠いていたとはいえ、スピード対応で後手に回るシーンが目立ったベルギー守備陣は、日本にも攻め込む隙が十分にありそうだ。
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