批判、退場、不和報道、古巣戦欠場…ボヌッチが苦境に立たされる

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月24日

チームでの不和報道は本人が全面否定する。

ボヌッチは2017年の世界ベストイレブンに選ばれるほどの実力の持ち主。ミランで復活できるか。(C)Getty Images

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 しかし、スカイ・スポーツによれば、ボヌッチは23日に「監督が責められている? 僕らはモンテッラ監督と一緒にいる。一緒に再生するよ。キャプテンマークを諦めたのは本当かって? 事実じゃない」と、いずれの報道も否定している。
 
 だが、ボヌッチがナーバスになっていることは想像に難くない。23日には、ユーベでブレイクする前からメンタルコーチを務めてきたアルベルト・フェラリーニとの対立も衝突した。
 
 ボヌッチが現在の地位を築く助けになったとされるフェラリーニは、イタリア『Radio 24』で「ボヌッチは兵士のようで、生まれついてのカンピオーネ(超一流)ではなく、仕事を通じてカンピオーネになった選手だ」と述べている。
 
「(ジェノア戦の)退場でどん底に達した。でも、生まれ変わると確信している。ひとつの章が終わり、別の章が始まるようにね。彼には以前よりも強くなろうというハングリーさがある」
 
 そのうえで、フェラリーニは「ユベントスで彼は自分のことだけに集中していた。ミランでもそうすべきだ。ミランに莫大な価値をもたらせるはずだが、それは仕事と練習を通じてやること。彼は非常に賢く、自分がどん底に来たのを分かっている。次はさらに強くなってリスタートだ」と続けた。
 
「ミランで名声を手にしたのは素晴らしいことだったが、彼には良くなかった。ミランでの歓迎ぶりを考えてくれ。ああいうので彼のエゴは、高層ビルの50階まで上り詰めてしまったんだ。ここで見直すことになったのは、彼にとって非常に良いことだと思う」
 
 しかし、ボヌッチはツイッターで「彼が言ったことにはまったく同意しない。僕の考えとは一致しない」と一蹴。長年苦楽をともにしてきたメンタルコーチに対する発言とあり、イタリア・メディアもこぞってこの件を報じている。
 
 期待が大きかっただけに、上手くいかなければもちろん反動も大きい。サポーターやメディアから酷評され、チーム内での不和も噂されるボヌッチは、ユーベ時代の自分を取り戻すことができるのか。モンテッラ監督の進退が騒がれ、不振脱却が求められるミランとともに、今後の出来栄えが注目される。
 
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