ミランとインテルが注視するのは――。
【カターニャ】ヒノ・ペルッシにミラン、インテルが興味
セリエA残留を目指して困難な戦いを続ける最下位カターニャが擁する「宝石」に、ミラノから注目が集まっている。アルゼンチンのベレスから昨夏獲得し、今シーズンは19試合に出場した右SBヒノ・ペルッシ。アルゼンチン代表招集歴もある伸びざかりの21歳だ。ミラン、インテルともウォッチングを続けており、今夏動きがありそうだ。
【インテル】ゲオルゲ・プスカシュの買い取りを決断
インテルは、今シーズンのプリマベーラ(U-19)で22試合・10得点と気を吐いている96年生まれのルーマニア人FW、ゲオルゲ・プスカシュの買い取りを決めた。今シーズンはルーマニアのビホル・オラデアから共同保有で獲得していたが、60万ユーロ(約8400万円)の移籍金を支払って保有権を買い取る模様だ。
【ラツィオ】ビアーバは契約更新拒否が濃厚
今シーズン末でラツィオとの契約が切れるベテランCBジュゼッペ・ビアーバは、契約を更新せず来シーズンはアタランタでプレーすることが濃厚になっている。理由は、故郷に近いベルガモに戻ること、そしてサポーターの抗議が続くラツィオの困難かつストレスの大きな状況から離れること。すでにアタランタとの間では合意が成立している。
【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
セリエA残留を目指して困難な戦いを続ける最下位カターニャが擁する「宝石」に、ミラノから注目が集まっている。アルゼンチンのベレスから昨夏獲得し、今シーズンは19試合に出場した右SBヒノ・ペルッシ。アルゼンチン代表招集歴もある伸びざかりの21歳だ。ミラン、インテルともウォッチングを続けており、今夏動きがありそうだ。
【インテル】ゲオルゲ・プスカシュの買い取りを決断
インテルは、今シーズンのプリマベーラ(U-19)で22試合・10得点と気を吐いている96年生まれのルーマニア人FW、ゲオルゲ・プスカシュの買い取りを決めた。今シーズンはルーマニアのビホル・オラデアから共同保有で獲得していたが、60万ユーロ(約8400万円)の移籍金を支払って保有権を買い取る模様だ。
【ラツィオ】ビアーバは契約更新拒否が濃厚
今シーズン末でラツィオとの契約が切れるベテランCBジュゼッペ・ビアーバは、契約を更新せず来シーズンはアタランタでプレーすることが濃厚になっている。理由は、故郷に近いベルガモに戻ること、そしてサポーターの抗議が続くラツィオの困難かつストレスの大きな状況から離れること。すでにアタランタとの間では合意が成立している。
【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)