【移籍市場超速報】逸材イトゥルベに、R・マドリーも興味

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年03月31日

ユーベとラツィオが、クアリアレッラとルリッチを交換か。

バルサ、インテルに続いて、R・マドリーも争奪戦に参戦か。20歳のドリブラー、イトゥルベは、今夏の移籍市場の主役のひとりだ。 (C) Getty Images

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【ヴェローナ】イトゥルベにR・マドリーも興味か

 ポルトからヴェローナにレンタル中のドリブラー、ファン・マヌエル・イトゥルベは、ヨーロッパ中のビッグクラブの関心を集めている。すでに噂に上っているバルセロナ、インテルに続いて、レアル・マドリーもそのプレーに注目しているようだ。代理人のグスタボ・マスカルディは現在アルゼンチンからイタリアを訪れており、間違いなく買い取りオプションを行使するヴェローナと話し合って、誰にとってもベストな解決策を探ろうとしている。ヴェローナにとっては、買い取り後に売却するだけで大きな利益になることは間違いない。

 そのヴェローナは、すでに来シーズンに向けて補強に動いている。ターゲットに挙がっているのは、スイスのザンクト・ガレンでプレーする23歳のクロアチア人、イバン・マルティッチ。強靭なフィジカル能力を武器とするSBで、その走力を活かしての積極的な攻め上がりが武器。ザンクト・ガレンではしばしば1列前のサイドハーフとしても起用されている。守備ではタイミングのいい飛び出しからのパスカット、そして空中戦の強さを備えている。今シーズン末で契約を満了しフリーになるが、ヴェローナは先手を取って動いており、獲得交渉は順調に進んでいるようだ。

【ミラン】CL出場権を逃せばカカはフリーに

 ミラン対キエーボの試合後、アドリアーノ・ガッリアーニ副会長は『Sky Sport』の取材に答え、カカと昨夏交わした2年契約の内容について、CL出場権を逃した場合にはカカに契約解消の権利が発生するという条項が入っていることを明らかにした。これを受けて、ミランとの契約終了後の移籍先とされるアメリカMLSオーランド・シティのフィル・ローリンズ会長は早速ツイッターでメッセージを送っている。
「リカルド(カカの本名)、君の準備ができた時には我々も準備OKだ」

 ミランでの300試合目を2ゴールで飾ったカカ自身は、試合後、
「来シーズンはミランから離れるか? 現在のことを話そう。僕はここで満足しているし残れればいいと思っている」
 とコメントしている。

【ユベントス】カセレス、契約延長に向けて代理人と会談

 ユベントスと2016年6月まで契約を結んでいるDFマルティン・カセレスの代理人ダニエル・フォンセカは、クラブオフィスを訪れて契約をさらに1年延長する方向で話し合いを始めた。遠からず改めて会談がもたれ、そこで結論が出る可能性が高い。カセレスの未来はビアンコネーロと共にある。

【ラツィオ】クアリアレッラとルリッチを交換?

 ラツィオとユベントスの利害がメルカート(移籍マーケット)で交差している。CFを補強したいラツィオは、ユーベのプロジェクトから外れかけているファビオ・クアリアレッラにかねてから興味を示している。一方、ユーベのチェックリストには、ラツィオのMFセナド・ルリッチが名前を連ねている。もしかすると交換の可能性も出てくるかもしれない。

【QPR】アルマン・トラオーレがイタリア移籍の可能性

 アーセナル、ユベントスを経て、現在はイングランド2部のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)でプレーするセネガル代表の左SBアルマン・トラオーレは、保有元のアーセナルとの契約が今シーズンで満了予定。来シーズンの獲得には、イタリアの複数のクラブが興味を示している。すでにこの1月、リボルノが獲得に乗り出したが、トラオーレはシーズン途中の移籍を望まず話がまとまらなかった。来シーズンは再びイタリアを活躍の場にする可能性は十分だ。

【トリノ】ペトラーキSD「インモービレを残したい。彼にとってもその方がいいはず」

 トリノのスポーツディレクター、ジャンルカ・ペトラーキは、セリエAで16ゴールを挙げて得点王を争うFWチーロ・インモービレの去就について、『Sky Sport』に次のように語った。
「インモービレに関しては、他のクラブの介入は心配していない。サポーターは安心していい。トリノに財政上の問題はない。彼を来シーズンも残したいと思っているし、それが彼自身にとってもいいはずだと信じている」

 ちなみにインモービレは現在、ユベントスとトリノの共同保有となっており、シーズン終了後に保有権についての話し合いが持たれる見通しだ。

 また、ペトラーキSDとジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督の契約を2016年まで延長したトリノは、セルビアのレッドスターからレンタル中のDFニコラ・マクシモビッチの完全移籍に向けて動いている。移籍金は350万ユーロ(約4億9000万円)。いまのところ獲得に障害は見当たらない。

【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。

 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。

 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。

 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。

 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。

 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
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