「嫌われ者」イカルディはアルゼンチン代表の救世主になれるか!?

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年10月05日

国民はイカルディ起用に反対か⁉

9月のW杯予選では無得点に終わったイカルディ。自慢の決定力は影を潜めた(C)Getty Images

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 コンディション不良のイグアインに加え、交通事故による怪我でアグエロが招集外となった今回、イカルディにかかる期待は小さくない。
 
 しかし、アルゼンチン紙『オレ』が実施した「イカルディと(ダリオ・)ベネデット(ボカ・ジュニオルス)のどちらをCFで起用すべきか」というアンケートでは、イカルディが24%で、ベネデットが76%だった。国民に不人気なのは明らかだ。
 
 9月の2連戦で不発に終わったのが最大の理由のようだが、同胞の先輩の嫁を略奪したという一件が、少なからずアンケートの結果にも影響しているのだろう。
 
 はたして、この「嫌われ者」がアルゼンチンの救世主となるのか――。ちなみに、1998年フランス・ワールドカップで愚行によりレッドカードを食らい(相手はアルゼンチンだった)、「戦犯」として激しいバッシングに晒されたイングランド代表のデイビッド・ベッカムは、02年日韓ワールドカップの欧州予選の活躍で国民の信頼を取り戻している。
 
 最終節のギリシャで、後半ロスタイムに鮮やかなFKで劇的な同点弾を叩き込み、ワールドカップ出場を手繰り寄せたのだ。
 
 同様にこの大事な2戦で結果を残せば、イカルディが一気に英雄扱いされる可能性も少ある。逆にもし精彩を欠いて、アルゼンチンがロシア行きの切符を逃そうものなら、それこそ誹謗中傷の的となるのは間違いない。

 イカルディにとって10月のワールドカップ予選は、今後の代表キャリアを左右する2連戦になると言っても過言ではないだろう。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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