【セルジオ越後】お祭り騒ぎの“ハリルジャパン・コンサート”。でも強化という点では…

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2017年09月26日

コンスタントに活躍できているかを重視すべきだ。

怪我で戦線離脱中の柴崎だけど、とにかく長い目で見守って、レベルアップしているかどうか判断すべきだ。(C)Getty Images

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 チームの真価を見極めるなら、欧州遠征が予定されている11月シリーズだ。一部報道によれば、ブラジルやベルギーと試合ができるように調整中らしいけど、実現すれば、これ以上ない腕試しになる。
 
 ワールドカップで上位を狙えるような国との対戦は、ハリルジャパンにとって初。国際舞台ではまだまだ下のランクにいる日本が、世界のトップレベルを相手にどれだけやれるかは見物だ。

 とはいえ、苦戦は免れないだろうね。普段から世界を感じてプレーしているはずの海外組で、インパクトのあるパフォーマンスを見せている選手は決して多くない。所属クラブでのポジション争いにさえ勝てない日本人選手が集まっても、ブラジルやベルギーに番狂わせを起こせるなんて、とてもイメージできないよ。

 リーガでは柴崎がバルサから鮮烈なゴールを決めた。でも、試合には勝っていないし、そもそもまだたったの1得点。名門から得点を奪えたことよりも、コンスタントに活躍できているかを重視すべきだ。
 
 残念ながら柴崎はその試合で怪我をしてしまい、1か月以上の離脱を余儀なくされているようだけど、とにかく長い目で見守って、着実にレベルアップしているかどうかを判断すべきなんじゃないかな。

 ヘントの久保もようやく今季初得点を挙げたけど、大事なのはここからコンスタントに活躍できるか。でないと、代表のエースとして信頼は置けないよ。
 
 パチューカに新天地を求めた本田も、相変わらずパッとしないね。香川や原口は出番が少ないし、ロシア行きを決めたオーストラリア戦で価値ある先制ゴールを突き刺した浅野も、ドイツに戻ってからはすっかりその名前を聞かなくなった。

 それでも、そのうちの何人かは、これまで通りに招集されるんだろうね。ピッチという名のステージに立つ選手たちにはネームバリューがあったほうが、コンサートもより一層、盛り上がるだろうから。

 海外組の活躍ぶりは、代表チームの現在地を推し量るひとつのバロメーターにもなる。そう考えると、ハリルジャパンの行く末を案じずにはいられないよ。 
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