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J1相手にも“キレキレ”だった筑波大の三笘薫に宿る意識。「川崎の特別指定になって…」

カテゴリ:大学

志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

2017年09月21日

「フロンターレは愛がある」

大宮の選手たちをドリブルで翻弄した三笘は、特別指定で川崎入りが決まている。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 一見、高いパフォーマンスを披露しているようにも見えるが、三笘にとっては「まだまだ」。しかし、そこにはある意識が宿っているからと口を開く。
 
「今後プロになるには、(J1クラブが相手でも)もっとやらなければいけないと思う。これ以上をベースにしていかなければならない」
 
 見据える先はあくまでプロ。9月14日に特別指定で、アカデミー時に在籍していた川崎での加入が決まり、その意志は強まるばかりだ。
 
「特別指定になって、フロンターレのサポーターもそうですけど、Jリーグでどれだけやれるかを見られている。周りの目が少し変ってきているので、ミスを少なくしたいし、基準を上げていく必要がある。フロンターレは愛がある育ててくれたクラブなので、恩返しをしたい気持ちで特別指定に決めた。どんな大会でも呼ばれれば、成長できる。チームに貢献したい」
 
 最後に天皇杯敗退で悔しさもあるが、“ジャイアントキリング”を経たことで、ワクワク感も滲ませながらこう言った。
 
「この舞台で、みなさんが見てくれているなか、戦えたのは大きな経験。これを次に生かさないと意味がない。どう成長できるかは自分でも楽しみ。もっとやるべきことが多くなった」

 今後はJリーグでの活躍も期待される三笘。若きドリブラーのさらなるステップアップに期待したい。
 
取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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