柴崎は、現在のチームでどんな化学反応を見せるのか。
今回、植田直道、三浦弦太という若いセンターバックが選出されており、吉田の代わりに起用するチャンスである。
植田は鹿島で昌子とプレーしているのでお互いにやり方を熟知しているし、コンビのプレーはなんとなく想像できる。日本代表という場は違うが、あえてユニットを組んで確認する必要はない。
であれば、今回は三浦を起用すべきだ。三浦は、リオ五輪世代で本大会前にトゥーロン国際大会に招集された。そこでロングフィードなど優れたビルドアップを見せ、守備では高さで負けず、1対1も強かった。G大阪でも今年移籍してすぐにレギュラーになり、長谷川健太監督の信頼も厚い。いずれ日本代表の主力センターバックになれる逸材なだけに、激しい攻撃にさらされるであろうサウジアラビア戦を経験させる価値はある。
ふたり目は、杉本健勇である。
杉本は今シーズン、最も成長している選手のひとりだ。自分が試合を決めるという意志を強く持ち、シュートパターンが増え、ゴール数は14点と好調を維持している。代表のFWは似たタイプの選手が揃っているだけに杉本の存在は異彩を放つ。日本のターゲットマンになり得る杉本が国際舞台で戦えるだけのメンタルとプレーを見せることができれば、それだけで日本にとって大きなオプションになり、収穫になる。ぜひ試して、結果を出してほしい選手だ。
最後のひとりは、柴崎岳である。
2年ぶりの代表復帰だが、当時とはメンタルや考えも進化し、大人になった。井手口陽介や山口のような寄せのスピードやボール奪取の力は欠けるが、山口をアンカーに置いてのインサイドハーフでは十分プレーできる。
サイドで起用すれば中央に流れてタメを作るなど、攻撃面での貢献度が大きいだろう。ボールを持てる選手でリズムも変えられる。オーストラリア戦で長谷部誠がボールを奪った後、どこにボールをつけるべきか迷っているシーンが度々見られたが、そうしたことも柴崎がいれば解消できるはずだ。
植田は鹿島で昌子とプレーしているのでお互いにやり方を熟知しているし、コンビのプレーはなんとなく想像できる。日本代表という場は違うが、あえてユニットを組んで確認する必要はない。
であれば、今回は三浦を起用すべきだ。三浦は、リオ五輪世代で本大会前にトゥーロン国際大会に招集された。そこでロングフィードなど優れたビルドアップを見せ、守備では高さで負けず、1対1も強かった。G大阪でも今年移籍してすぐにレギュラーになり、長谷川健太監督の信頼も厚い。いずれ日本代表の主力センターバックになれる逸材なだけに、激しい攻撃にさらされるであろうサウジアラビア戦を経験させる価値はある。
ふたり目は、杉本健勇である。
杉本は今シーズン、最も成長している選手のひとりだ。自分が試合を決めるという意志を強く持ち、シュートパターンが増え、ゴール数は14点と好調を維持している。代表のFWは似たタイプの選手が揃っているだけに杉本の存在は異彩を放つ。日本のターゲットマンになり得る杉本が国際舞台で戦えるだけのメンタルとプレーを見せることができれば、それだけで日本にとって大きなオプションになり、収穫になる。ぜひ試して、結果を出してほしい選手だ。
最後のひとりは、柴崎岳である。
2年ぶりの代表復帰だが、当時とはメンタルや考えも進化し、大人になった。井手口陽介や山口のような寄せのスピードやボール奪取の力は欠けるが、山口をアンカーに置いてのインサイドハーフでは十分プレーできる。
サイドで起用すれば中央に流れてタメを作るなど、攻撃面での貢献度が大きいだろう。ボールを持てる選手でリズムも変えられる。オーストラリア戦で長谷部誠がボールを奪った後、どこにボールをつけるべきか迷っているシーンが度々見られたが、そうしたことも柴崎がいれば解消できるはずだ。