欧州組は経験豊富な選手に絞り、国内組主体の攻撃的布陣で臨みたい。――後藤健生(サッカージャーナリスト)
この時期、欧州組は開幕直後でコンディションが上がり切っておらず、日本の暑さや長距離移動も影響する(そのことは昨年9月のUAE戦で思い知ったはず)。そこで、欧州組は経験豊富な選手たちに絞って、国内組主体でチームを構成した。
欧州組のコンディションが心配なのはオーストラリアも同じだが、進境著しいロギッチなど攻撃陣は強力だ。ただ、守備には弱点を抱えるので点の取り合いになるのは必至。そこで、Jリーグで好調な金崎と小林悠を起用し、そこにプレミアリーグ開幕戦で得点した岡崎を絡め、攻撃的布陣とした。いずれも大型DFと互角に勝負できる選手たちで、その間隙を縫って香川がスペースに飛び出す形が理想的だ。
大島は昨年9月のUAE戦の頃から急成長。当たり負けもなくなった。もう一度、代表でピッチに立たせたい。
■著者プロフィール
後藤健生(サッカージャーナリスト)
ごとう・たけお/52年生まれ、東京都出身。64年の東京五輪を見てサッカーの虜になり、W杯は74年の西ドイツ大会から欠かさず取材する。著書に「サッカー紀行」など。
欧州組のコンディションが心配なのはオーストラリアも同じだが、進境著しいロギッチなど攻撃陣は強力だ。ただ、守備には弱点を抱えるので点の取り合いになるのは必至。そこで、Jリーグで好調な金崎と小林悠を起用し、そこにプレミアリーグ開幕戦で得点した岡崎を絡め、攻撃的布陣とした。いずれも大型DFと互角に勝負できる選手たちで、その間隙を縫って香川がスペースに飛び出す形が理想的だ。
大島は昨年9月のUAE戦の頃から急成長。当たり負けもなくなった。もう一度、代表でピッチに立たせたい。
■著者プロフィール
後藤健生(サッカージャーナリスト)
ごとう・たけお/52年生まれ、東京都出身。64年の東京五輪を見てサッカーの虜になり、W杯は74年の西ドイツ大会から欠かさず取材する。著書に「サッカー紀行」など。