攻守ともにベストパフォーマンス!!
[準々決勝:日本 2-0 メキシコ]
得点者=本山(4分)、小野(24分)
出場メンバー:GK南/DF辻本、手島、中田/MF遠藤、酒井、本山(55分・石川)、小笠原、小野/FW高原(86分・播戸)、永井(63分・高田)
攻守ともにベストパフォーマンス!!
過去最高の成績を掴むために、日本が打ち破らなければならないのが「8(エイト)の壁」だ。
だが、当初日本が想定していた相手はメキシコではなかった。優勝候補の一角に挙げられたアルゼンチンが、なんと決勝トーナメント1回戦で中米の雄によもやの黒星を喫したのだ。
「幸運な組み合わせだ」とポジティブに見る向きと、「ノーマークであるがゆえにメキシコは不気味な存在」と警戒心を強める意見が入り混じる。いずれが正しかったのかは判然としないが、試合開始直後、臆することなくスタートダッシュを仕掛けたのは日本だった。
4分、右サイドを打破した酒井のクロスに、逆サイドをフリーで駆け上がった本山が頭でピタリと合わせる。あまりにあっさり決まった先制点。日本は一気呵成に波に乗り、攻守両面でハイパフォーマンスを連発していく。
スピーディーで正確、かつ多彩なパスワークでメキシコを翻弄する日本。24分には先制ゴールとほぼ同じ展開から、小野が狙い済ましたヘッドでゴールネットを揺らして2-0とする。メキシコの戦意をくじくに十分な一撃だった。
メキシコは鋭い軌道のミドルを何度か放ったが、枠を外したり、GK南の好セーブに遭うなどゴールは遠いまま。快進撃を支えた主将のマルチネスを怪我で欠いたのが痛かった。精神的支柱を欠き、それまでの好パフォーマンスは最後まで見られなかった。
日本は今大会でベストと言える出色の出来。観客を大いに沸かせた若きタレント集団はついに宿願を果たし、ベスト4に名乗りを上げたのだった。
得点者=本山(4分)、小野(24分)
出場メンバー:GK南/DF辻本、手島、中田/MF遠藤、酒井、本山(55分・石川)、小笠原、小野/FW高原(86分・播戸)、永井(63分・高田)
攻守ともにベストパフォーマンス!!
過去最高の成績を掴むために、日本が打ち破らなければならないのが「8(エイト)の壁」だ。
だが、当初日本が想定していた相手はメキシコではなかった。優勝候補の一角に挙げられたアルゼンチンが、なんと決勝トーナメント1回戦で中米の雄によもやの黒星を喫したのだ。
「幸運な組み合わせだ」とポジティブに見る向きと、「ノーマークであるがゆえにメキシコは不気味な存在」と警戒心を強める意見が入り混じる。いずれが正しかったのかは判然としないが、試合開始直後、臆することなくスタートダッシュを仕掛けたのは日本だった。
4分、右サイドを打破した酒井のクロスに、逆サイドをフリーで駆け上がった本山が頭でピタリと合わせる。あまりにあっさり決まった先制点。日本は一気呵成に波に乗り、攻守両面でハイパフォーマンスを連発していく。
スピーディーで正確、かつ多彩なパスワークでメキシコを翻弄する日本。24分には先制ゴールとほぼ同じ展開から、小野が狙い済ましたヘッドでゴールネットを揺らして2-0とする。メキシコの戦意をくじくに十分な一撃だった。
メキシコは鋭い軌道のミドルを何度か放ったが、枠を外したり、GK南の好セーブに遭うなどゴールは遠いまま。快進撃を支えた主将のマルチネスを怪我で欠いたのが痛かった。精神的支柱を欠き、それまでの好パフォーマンスは最後まで見られなかった。
日本は今大会でベストと言える出色の出来。観客を大いに沸かせた若きタレント集団はついに宿願を果たし、ベスト4に名乗りを上げたのだった。