【蹴球日本を考える】6万大観衆のなかで際立った昌子源の余裕と鹿島の老獪さ

カテゴリ:連載・コラム

熊崎敬

2017年05月05日

ストライカーでも粘り強く守備をすることを厭わないチーム。

 鹿島は巧みな試合運びで、リーグ随一の得点力を誇る浦和を完封した。
 こう書くと、守備陣が大健闘したように思われるかもしれないが、そうではない。このチームの面々は、ストライカーでも泥臭く、粘り強く守ることも厭わない。
 
 そういえば、終了間際の88分にも印象深いプレーがあった。
 自陣でボールを持ち、攻め上がろうとする槙野智章から、背後から追いついた鈴木優磨がボールを奪い取った。背後から追いつき、ボールと槙野の身体の間に強引に肩を捻じ込んで、身体を入れてしまったのだ。
 地味だが、これもまた価値あるプレー。よい子のみんなは、どんどん真似してほしい。
 
取材・文:熊崎 敬(スポーツライター)
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