【蹴球日本を考える】6万大観衆のなかで際立った昌子源の余裕と鹿島の老獪さ

カテゴリ:連載・コラム

熊崎敬

2017年05月05日

ストライカーでも粘り強く守備をすることを厭わないチーム。

 鹿島は巧みな試合運びで、リーグ随一の得点力を誇る浦和を完封した。
 こう書くと、守備陣が大健闘したように思われるかもしれないが、そうではない。このチームの面々は、ストライカーでも泥臭く、粘り強く守ることも厭わない。
 
 そういえば、終了間際の88分にも印象深いプレーがあった。
 自陣でボールを持ち、攻め上がろうとする槙野智章から、背後から追いついた鈴木優磨がボールを奪い取った。背後から追いつき、ボールと槙野の身体の間に強引に肩を捻じ込んで、身体を入れてしまったのだ。
 地味だが、これもまた価値あるプレー。よい子のみんなは、どんどん真似してほしい。
 
取材・文:熊崎 敬(スポーツライター)
【関連記事】
生々しい下着姿で…ユーベDFの美人妻のセクシーショット投稿が話題に
【浦和×鹿島│乱闘寸前】森脇の小笠原への「口、臭いぞ!」発言が騒動の発端?
【J1採点&寸評】浦和×鹿島|金崎の勝負強さが光る。しかしMOMはいぶし銀の…
まさかの「試合中に逮捕」…ブラジルのサッカー選手がギャング事件絡みで御用
「サッカーオタクやな」と慕われる指揮官。大学サッカー西の雄・阪南とはいかなるチームか

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ