騒動の発端は最終ラインを極端に押し上げる千葉のスタイルから。
話はまったく変わるのだが、このボールボーイ騒動は千葉攻略のヒントになりそうだ。
最終ラインを極端に押し上げる千葉のスタイルは、すでにだれもが知るところで、対戦相手も裏のスペースを狙っている。
今回の騒動は、千葉のGKがタッチライン際に釣り出され、無人になったゴールを素早いスローインで狙われかけた。これを結果的にボールボーイが阻止したことになる。
今後、ホームで千葉を迎え撃つチームは、この再現を狙うだろう。そうなると今回揉めた場所に、気の利いたボールボーイを配置することが肝になる。セコい? いやこれも立派な戦術だ。
いろいろと書いてきたが、私も今回の騒動でひとつ学んだ。怖い怖いネット社会、いつどこで自分が炎上するか分からないということだ。ボールボーイの少年も、まさか自分が騒動の主人公になるとは夢にも思っていなかったはずなのだ。
これからは炎上しないように、言動には慎んで……。いやいや、こうやって委縮するのがいちばんよくない。ありきたりなことしか書かないライターに、「大胆にプレーしろ」などと書く資格はないからだ。
取材・文:熊崎 敬(スポーツライター)
最終ラインを極端に押し上げる千葉のスタイルは、すでにだれもが知るところで、対戦相手も裏のスペースを狙っている。
今回の騒動は、千葉のGKがタッチライン際に釣り出され、無人になったゴールを素早いスローインで狙われかけた。これを結果的にボールボーイが阻止したことになる。
今後、ホームで千葉を迎え撃つチームは、この再現を狙うだろう。そうなると今回揉めた場所に、気の利いたボールボーイを配置することが肝になる。セコい? いやこれも立派な戦術だ。
いろいろと書いてきたが、私も今回の騒動でひとつ学んだ。怖い怖いネット社会、いつどこで自分が炎上するか分からないということだ。ボールボーイの少年も、まさか自分が騒動の主人公になるとは夢にも思っていなかったはずなのだ。
これからは炎上しないように、言動には慎んで……。いやいや、こうやって委縮するのがいちばんよくない。ありきたりなことしか書かないライターに、「大胆にプレーしろ」などと書く資格はないからだ。
取材・文:熊崎 敬(スポーツライター)