【横浜】「感謝の気持ちを込めて」。中村俊輔と両手で握手した遠藤渓太が飛躍を誓う理由

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2017年04月11日

最近は練習でも好調をキープし、いつでもスタンバイはOK。

シュートを打とうとした遠藤と、それを阻止しようとした中村が倒れ込む。中村の足を蹴ってしまった遠藤は「しっかり謝っておきました」と明かす。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 最近は練習でも調子が良く、いつでも試合に出られる準備は整っている。「ゴールを決めて、結果を残したい。スタメンを取るために、もっともっとやらなければいけない」と飽くなき向上心を見せる19歳のアタッカーのブレイクは、きっと“大先輩”にとっても嬉しいに違いない。
 
 磐田戦の終盤、その鋭い仕掛けから相手のバイタルエリア付近でFKを得る。ドリブルからシュート態勢に入ったところを、阻止しようとした中村のプレーがファウルの判定となるが、振り切った遠藤の左足は、中村の右ふくらはぎを思い切りヒットしていた。
 
「あの後、『お前、蹴っただろ』と冗談っぽく言われて。僕が蹴りました、すみませんとしっかり謝っておきました(笑)」
 
 球際の激しい争いでお互いに倒れ込んだ後、先に起き上がりかけた遠藤が、すぐ横で痛がる中村の様子をチラッと横目で確認する姿が微笑ましい。
 
「去年より、成長した姿を見せないと。俊さんに、良くなったなと思わせられるような選手になっていきたい」
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

昨年3月の練習中のワンシーン。中村からのアドバイスを、遠藤は真剣な表情で聞いていた。(C)SOCCER DIGEST

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