【プレミアWEST展望】連覇を狙う広島ユースが本命!東福岡には小さくない不安が

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2017年04月06日

「4-4-2」にシステム変更した神戸U-18。昇格組は堅守をベースに戦う。

阪南大高の島田(9番)は、ドリブル突破が武器。堅守速攻の鍵を握るひとりだ。写真:森田将義

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 ヴィッセル神戸U-18も危機感を強めるチームのひとつで、今季は伝統とも言える“バルサスタイル”の「4-3-3」ではなく、「4-4-2」を選択。2ボランチを務めるMF佐藤昴とMF佐々木大樹の出来がチーム浮沈の鍵を握る。
 
 ワンランク上のレベルに挑む昇格組の3チーム(阪南大高、米子北、アビスパ福岡U-18)は、相手にボールを持たれる試合が多くなるか。ただ、それは3チームとも織り込み済み。春先から守備力アップに努めており、まずは堅守をベースに戦う覚悟だ。
 
 広島ユースが連覇に突き進むのか、それとも阻止するチームが現れるのか。1試合たりとも目が離せない。

 最後に、大会必見の好タレントを紹介しておこう。

川村拓夢(広島ユース/MF/3年)
高身長とパスセンスを備えた左利きの司令塔。後方からのロングフィードと相手が届きそうで届かない、いやらしい縦パスで好機を演出する。
 
山下 諒(G大阪ユース/MF/3年)
多数のプロ選手を輩出したG大阪ユースの今年の顔。自ら「得意」と胸を張るボール奪取と左足から繰り出すロングキックでピッチを支配する。
 
島田龍之介(阪南大高/FW/2年)
スピードに乗ったドリブルを積極的に繰り返す突貫小僧系のストライカー。相手DFに何度突破を拒まれても、挑み続ける姿勢にFWとしての素質を感じさせる。
 
佐野海舟(米子北/MF/2年)
予測力の高さが光るボランチ。セカンドボールの回収など地味な役割をこなしつつ、パスで見せ場を作る。2年生ながら、すでに存在感は主役そのもの。
 
桑原海人(福岡U-18/DF/2年)
タイミングを心得たオーバーラップが光る攻撃型の左サイドバック。豊かなスピードと高い突破力を活かすべく、今季はサイドハーフとしての起用も予想される。
 
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